【吉乃川 新潟清酒】
新潟らしい辛口でした。
キンキンに冷やしたのもあってか、香りはわずか。一口目は、入ってきた後に旨味がじわっと広がったけど、二口目からは控えめな甘味が先行するようになったのが面白かったです。少し温度が上がると熟成感のある旨味も出てきました。ただ、醸造アルコールのクセが良くない方向に働いているような気がします。
アテは、このお酒に合わせるにはやっぱり魚介類だろうと思って買ってきた味付つぶ貝。予想通りの正解で、お互いを高め合ってくれています。
2日目は常温でいただきました。昔ながらの日本酒な印象。甘味から入って旨味もあるけど辛口で切れる。でも、やっぱりアルコール感がなあ。
こちらのお蔵さん、創業は1548年で、新潟最古なんだそうです。
1548年は、斉藤利政の娘・帰蝶が織田信長に嫁いだ頃。「麒麟がくる」で3月あたりにやっていた時期ですね。
越後では後の上杉謙信・19歳の長尾景虎が、紆余曲折の末に家督を継ぎ守護代として春日山城に入った年です。第一次川中島の戦いの5年前のこと。
バリバリの戦国時代ですね。歴史を感じます。
ジブリで例えると、「もののけ姫」のゴンザ。エボシ様の側近の、いかつい大男。惚れた弱みでエボシ様には甘いです。映画の中でははっきりとは触れられていませんが、物語の舞台は室町時代後期ですしね。
満足度:★★★☆
(エボシ)こわいのはもののけより人間のほうだからね#kinro #もののけ姫 #エボシ #ゴンザ #ヤックル pic.twitter.com/LsYVuXFbKJ
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) 2018年10月26日