こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]冩楽 > ウルスラ(魔女の宅急便)

【冩楽 純米吟醸 播州愛山 一回火入】

冩楽

大好きな冩楽で、初めての愛山。メニューにあるのを見つけた瞬間に、この日の締めはこれに決定しました。

香りだけでもう複雑な甘さを期待させます。
口に含むと第一印象はフルーティーで爽やかな酸味。その奥から愛山らしい複雑で奥深い甘味が広がって、最後は苦味と旨味が余韻に残って消えます。期待通り、めちゃくちゃ美味しいです。

ちなみに愛山というのはお米の種類で、「あいやま」と読みます。栽培が難しく、高価なお米なんですが、深い甘みとコクを出せると言われています。

ジブリで例えると「魔女の宅急便」のウルスラ。森に住んでる絵描きさんです。
夢に向かう強くて優しい女の子。自分の好きを突き詰める強さと、他人の苦しみを理解できる心の深さを持っています。

ちなみに、ウルスラという名前は映画の中では出てきません。僕は、サントラでこの場面の曲のタイトルが「ウルスラの小屋で」だったので、彼女の名前を知りました。このシーンの久石譲さんの音楽も大好き。
それと、知ってる人は知っている話ですが、ウルスラの声優さんは、主人公キキと同じ高山みなみさんなんですよね。つまり、キキの成長した姿がウルスラという考え方もできます。面白いですよね。

満足度:★★★★☆

 

 

冩楽


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