こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]若駒 > 南さん(耳をすませば)

【若駒 ひやおろし 雄町70 瓶火入れ無濾過原酒】

どっしり旨甘穀物系。

若駒

香りにコク。
口に含むと、低精白らしい穀物系のパンチの効いた旨味と甘味が特徴的。バナナとコクの含み香が良い感じです。後半に広がる苦味も良い。
若駒というけど若い感じはしませんね。でもエネルギッシュ。老いて益々盛ん。

ジブリで例えると「耳をすませば」の南さん。聖司君のお爺さんの音楽仲間で、口ひげ赤蝶ネクタイでタンバリン叩いてる人。歳はとってるけどおしゃれで、自分の好きなように生きている感じ。この作品のテーマは「好きなことをして生きる」ことだと思っているんですが、それを体現している大人のひとりです。
それにしてもこの人、名前があったんですね。今回調べて初めて知りました。ちなみに聖司君のお爺さんは西さんで、もうひとりの眼鏡かけてた人は北さんです。さらに、南さんの声は井上直久さん。「バロンのくれた物語」の背景画の人です。僕は井上さんの描く幻想的な風景が大好きで、画集「イバラード博物誌」を持ってますし、パソコンの壁紙にしていましたこともあります。

満足度:★★★★

 

若駒

 

 

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イバラード博物誌

イバラード博物誌

  • 作者:井上直久
  • 発売日: 2020/04/01
  • メディア: 単行本