【光栄菊 幾望 無濾過生原酒】(こうえいぎく きぼう)
前に菊鷹と光栄菊の飲み比べをしたお店で、光栄菊の飲み比べができました。嬉しい!
今回は「幾望」と「月影」。まずは幾望からいただきます。
口に含んだ瞬間に、インパクト強い蜂蜜とマスカットの甘味酸味、そして控えめな苦味が広がります。でも、それがすぐに引いていって、幸せな余韻だけ残して溶けていく。あとに残るのはかすかな気配だけ。面白い!そして美味しい!
アルコール度数13%!? めっちゃしっかりしてるのに!
ジブリで例えると、「風立ちぬ」の絹さん。関東大震災のときに、二郎が背負って助けた、菜穂子の家の女中さんです。初めて観たときは、この人がヒロインなんだと思ってました、途中まで。このお酒との共通点は、しっかりした美人なとこと、後半出てこないところ(笑)
よく、二郎の初恋は絹さんという話を見かけますが、僕は違うと思ってます。美しいものが好きでいつも女の子を目で追っている二郎が、大学生まで初恋しないわけないと思うんですよね。描かれていないだけで。
満足度:★★★★☆
里見家の女中の名前は「お絹」。絵コンテでは「二郎が王子様に見えた」とあり、二郎に惚れていたと思われます。後に添え木にしていた二郎の計算尺や新品のシャツを返しにいきますが、二郎は留守でした。#風立ちぬ pic.twitter.com/8WJ0jvJSOC
— キャッスル (@castle_gtm) 2019年4月12日
それにしても光栄菊、相変わらず大人気ですね。まだ初出荷から1年経ってないのに、現時点で、SAKETIMEの日本酒ランキング2020では4位に入ってます。お、前回よりランクアップしてる!
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