こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]鳥海山 > ニシンのパイが嫌いな女の子(魔女の宅急便)

鳥海山 純米吟醸 百田】(ちょうかいさん ひゃくでん)

酸味すっきり

鳥海山

香りはあんまりないけど、奥にわずかに乳酸感。
口に含むと、最初はほんのかすかな甘酸っぱさ。そこから乳酸飲料の酸味だけ取り出したみたいな乳酸っぽさが一気に広がります。と思ったら、控えめ旨苦な余韻を残してスパっとなくなる。面白い。あんまり記憶にない味です。飲みやすくて、あっという間になくなりました。
食事との相性がよさそうですね。合わせる幅がとても広そう。

スペックを見ると、精米歩合55%、アルコール16%、日本酒度+2.9、酸度1.9、アミノ酸度0.7。なるほどやっぱり酸度高めでアミノ酸度が低い、酸味すっきり系です。

お米は初めて聞く「百田(ひゃくでん)」。こちらも、先程の雪女神と同じように、秋田県山田錦と双璧をなす品種を目指して開発した新しい酒米です。まだ試験栽培段階らしく、一般作付けは2021年からとか。これはレアですね。

ジブリで例えると「魔女の宅急便」の、ニシンのパイが嫌いな女の子。見た目はかわいいけどツンとした印象。エンディングではちゃんと友達になってますけどね。前にも川鶴オリーブ酵母で登場してます。

満足度:★★★★

 

鳥海山

あと、気になったので、このお米を使った他のお酒のレビューを見てみました。「爛漫」は鳥海山と同じように酸味系みたいですね。でも「両関」は「やや甘口のすっきり系」らしいです。両関の方の商品名はなんと「カワイイ系サバサバ女子」。いい名前ですね。性格が僕の好みのど真ん中。これでショートカットなら文句無しです。しかも蔵元が大好きな両関さん。めっちゃ気になります。秋田のネット酒販店・口上人本舗さんとのコラボ酒で、ネーミングは口上人本舗さんらしいですが、このセンス好きです。

 

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