こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]日本芋酒 > 春日様(千と千尋の神隠し)

【日本芋酒】(にほんいもざけ)

唯一無二の芋酒

日本芋酒

こちら、日本酒ではなく、紫芋を使って日本酒と同じように米麹で醸造したお酒。分類は「その他の醸造酒」になります。醸されているのは、宮崎で芋焼酎天孫降臨」などを造られている神楽酒造さん。主力商品は芋をはじめとした麦・そば・米・栗などの焼酎が中心で、日本酒は作られていないのかな。公式サイトには見当たりませんでした。

注いでもらうと、まず色にびっくり。かなり濃い赤ワインみたいなルビー色です。なるほど、芋焼酎と違って蒸留してはいないから、紫芋の色が残ってるんですね。
香りは芋+酸味。
口に含むと、予想に反して甘味は全くありません。酸味と、生の芋っぽいえぐ味。面白いです。まあ面白かったけど、僕は一回飲めばいいかな。
芋の糖分は完全に発酵してアルコールに変わってるけど、アルコール度数は13%しかありません。そう思うと、お米の糖分って凄いんだなあ。

ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」の春日様。紙のお面をつけてぞろぞろ大人数で油屋にやってきた神様です。宮崎駿監督の描く神様って、この作品にしてももののけ姫にしてもトトロにしても、どこか原始宗教の香りがありますが、春日様は冠をかぶって尺を持っているので、人間に近い存在な感じがしますね。でも逆に、人間には甘くない雰囲気があります。

満足度:★★☆

日本芋酒

 

 

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