［ジブリ酒］高千代＞ドーラさん(魔女の宅急便)

【高千代純米吟醸一本〆】

優しくてかわいい燗酒

高千代

ひらがなのたかちよとアルファベットTakachiyoは飲んだことあるけど、漢字高千代は初めて。
燗がよく合うというお酒ですが、まずは味見で冷やでいただきました。旨甘ちょい辛口。うん、美味しい。

そして、燗を付けてもらったら、これがまた素晴らしい！旨甘ちょい辛なのは同じだけど、その全てがさらにふくらみます。

燗らしく鼻をくすぐるアルコールの香りで既に幸せ。
口に含むと、焼きミカンを思わせる爽やかな酸味と控えめな甘味が気持ち良いです。そしてそれに旨味がそっと寄り添って、しばらく一緒にいてくれる。その旨味が優しいもんだから、消えると寂しくなって、また飲んじゃう。

55度の熱燗から始めて、冷えるに任せてちびちび飲んだけど、熱燗は香り立ち、上燗やぬる燗でも旨味たっぷり、人肌燗は優しい。それぞれの温度でちょっとずつ変化しながら、どの温度でも魅力的でした。

ジブリで例えると「魔女の宅急便」のドーラさん。キキのお母さんの薬を買いに来る、かわいいおばあちゃんです。どの年齢でも、それぞれのかわいさを持ってそう。ドーラさんは、前に鷹来屋でも登場しました。

満足度：★★★★☆

ジブリにドーラという名のキャラが二人いる。
1人目はラピュタ。
2人目は魔女の宅急便のキキのお母さんに魔法薬を貰いにくる老女。
ラピュタのシータはお母さんに病気を治す呪文を教っていた。
魔女は魔法で病気を治す。
もし、ラピュタのドーラの末裔が老女ドーラだとすると、、、 pic.twitter.com/7SnjZrHtWr
— PE-（元マカロンおじさん） (@PE_DALLAX_1130) 2016年12月10日