【栄光冨士 上撰 本醸造】
ほんのり上品薄蜜甘
栄光冨士の地元酒。栄光冨士って、文字を読まなくてもなんとなく栄光冨士っぽいってわかる特徴的なラベルの印象があります。でもこのお酒は全然違うオーソドックスなデザインですね。
香りはわずかに蜂蜜の甘さ。
口当たりは、控えめに蜜の甘さを伴って優しくするする入ってきます。後半はほんのり甘旨。おとなしくて穏やかで美味しい。
主張は強くなくて、いろんな料理に合いそうです。特に、酒みりん醤油のオーソドックスな煮物と合わせたら、いつまでも飲めそう。山形だけに、芋煮にも合うんだろうなあ。
味も、今まで飲んだ栄光冨士の華やかな感じと違って、全然栄光冨士っぽくないです。でもこちらも美味しい。
ジブリで例えると「借りぐらしのアリエッティ」の翔。心臓が弱いからということもありますが、おとなしくてきれいな少年です。前に「城陽」でも登場しましたが、あちらもきれいな本醸造でした。そういえば、栄光冨士は前にアリエッティに例えたこともありました。
満足度:★★★★
関連記事: