こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]天鷹 > クシャナ(風の谷のナウシカ)

天鷹 本醸造 しぼりたて生原酒】(てんたか)

濃厚高アル酸甘原酒

天鷹

香りはほのかな蜂蜜の甘さ。アルコール度数が18~19%と高いわりには、香りにはアルコール感を感じません。
口に含むと、濃厚な酸味と甘味がドカン! その酸甘が最後まで続きつつ、後半はほんのり旨味も伴って、幸せなアルコールの含み香が鼻の方へふわぁ。美味しい!

スペックも面白いです。日本酒度+4.0で酸度1.9。酸度が高いのは納得。でも意外なのは日本酒度ですね。高アルコールだからか、+4にしては甘味もくっきり感じます。

ジブリで例えると原作「風の谷のナウシカ」のクシャナ殿下。苛烈な環境に負けない強い自分を持っており、それが兵たちを惹きつける強烈なカリスマ性になっています。甘さもあるので、これは蟲に襲われそうになりながら子守唄を歌うシーンですね。死を目の前にしつつ優しい表情をしているのが印象的です。

クシャナ殿下が前回登場したのは、新政の蔵元当主の名を冠する「佐藤卯兵衛」。やっぱりこういう強くて特別なお酒が似合いますね。

満足度:★★★★☆

 

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