こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]菊水 > 番台蛙(千と千尋の神隠し)

【菊水 ふなぐち 一番しぼり 本醸造生原酒】(きくすい

がっつり高アルコール甘苦ドカーン

菊水

香りから既にアルコール感が凄いですね。穀物感のある甘味と焦げ感の苦みを伴ってアルコールがほとばしります。さすがロゴ左上の目立つ位置にでかでか「19度」と書いてあるだけはある。ただ、ちょっとケミカルな感じのアルコールで、次の日に頭が痛くなりそうかも。

口に含むと、甘苦ドカーン。これは強烈。濃いです。でも本醸造の添加アルコールが上手く効いてて、後味に苦みを残しつつ、ふわっと消えていきます。
味は美味しいと思います。ただ、個人的にはこのケミカルな感じがちょっと苦手だなあ。

ジブリで例えると、「千と千尋の神隠し」の番台蛙。薬湯の札を管理している蛙です。ちょっとしか出てきませんが、コミカルで濃いキャラクター。声が良いから番台に任命されたという設定です。
で、その声を演じているのは大泉洋さん。今でこそ引っ張りだこの大泉さんですが、映画公開の2001年当時はまだ東京進出前。「水曜どうでしょう」もまだレギュラー放送が続いてる頃ですよ。バラエティーはともかく、俳優としての出演作もほとんどない時代です。ジブリの選球眼、すごいですね。

ちなみに僕は大学が北海道で、在学中にどうでしょうが始まった世代。だからもちろん、大泉さんもどうでしょうも大好きです。カントリーサインの旅とか実際まねしてやってたなあ。

満足度:★★★

菊水

 

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