【三諸杉 純米吟醸】(みむろすぎ)
甘旨ガツンでセメダインぶわっ
地元の普段あまり行かないスーパーで見つけて、迷わず買った1本。全国的に有名な「みむろ杉」の地元流通ブランド「三諸杉」です。地元流通とは言え、300mlの小瓶で600円だから安くはないですね。三諸杉は、去年「菩提酛」という昔ながらの製法で造ったお酒を飲んだんですが、あれはインパクト強かった。なんせ、ジブリで例えるのは諦めて、田中角栄に例えたくらいですからね。今回は普通の三諸杉。どんなのか楽しみです。
香りをかぐと、がっつりアルコール感。あ、これはもしかして危険なサイン? それに加えてほのかにミントのような生っぽい風味があります。スーパーで常温で売ってたくらいだから、もちろん生じゃなくてちゃんと火入れしてあるはずなんですけどね。
恐るおそる口に含むと、濃厚芳醇な甘味が酸味を引き連れてガツン。それから旨味とアルコール感がドカン。そして15度とは思えない強い甘アルコールとセメダインの含み香が口から鼻に向かってブワっ。あ、ミントっぽかったのはこれか。こんなにセメダインがバリバリなの久しぶりです。
これはなかなか強烈。凄いのは、こんなにガツン・ドカン・ブワっなのに、美味しいんです。思わず笑っちゃう驚異のバランス。もちろんクセはある。でもそんなの撥ね退けて、美味しいです。すげえ。
1日目は冷酒でいただいたんですが、2日目は試しに0℃くらいでキンキンに冷やしてみました。すると、甘味はそのままですっきりした感じ。これ、思い切って冷やすのおすすめです。
ジブリで例えると「風の谷のナウシカ」の無毒ヒソクサリ。ナウシカが城の地下500メルテの水で育てたやつです。奈良のきれいな水と土ならヒソクサリもこんなにかわいい花を咲かせるの!って感じ。
満足度:★★★★
ヒソクサリ売店で売ってました!
— やまめこ (@oma_esikadekin) 2017年6月2日
#こんなジブリパークは嫌だ pic.twitter.com/X66Es0OXRq
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