【光栄菊 アナスタシアグリーン 無濾過生原酒】(こうえいぎく)
グリーンフレッシュ光栄菊
グラスの中で弾けてる炭酸が良いですね。
香りは穏やかに甘苦フルーティー。
口に含むと、微炭酸と微甘と微酸と微旨がいっぺんに出てきて、一足遅れて微苦も現れます。で、出てきた順番に退場して、甘苦フルーティーの含み香を残してきれいに消える。味わいは濃くはないけどぼやけたところはありません。輪郭はしっかりくっきり。
正直、名前に引きずられてるとも思いますが、光栄菊らしい味わいの中に緑色っぽいフレッシュさがあります。
ジブリで例えると「耳をすませば」の杉村。主人公・雫に、なしくずしで告白して玉砕した彼です。高校の頃の恋愛の思い出のような甘さの苦さ。そして後から考えるとどうしようもなく「若かったなあ」と思ってしまうフレッシュさ。
満足度:★★★★
今日は『耳をすませば』(1995年)の公開日ですが、宮崎駿監督の絵コンテを見ると杉村が雫に告白するシーンでは「いけ杉村!いっちまえ!押せっ押せっ」とかメッチャ応援してるし、フラれて傷つく場面でマンガチックな心象シーン(包丁が刺さる)まで描いてあったり、杉村に対する思い入れがすごいw pic.twitter.com/boiobJ4E1g
— タイプ・あ~る (@hitasuraeiga) 2020年7月15日
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