【くどき上手 純米大吟醸 出羽燦々33】
今年のNo.1が決定!(かもしれません)
大好きなくどき上手の、春の限定酒。去年も飲んでめっっっっちゃ美味しかったやつです。
出羽燦々(でわさんさん)を33%まで磨いた贅沢なお酒。それなのに価格は税抜3333円って、ありえないお得さです。ちなみに販売は特約店の中でも33店舗のみ。発売日は3月3日。遊んでるなあ。素敵!
香りはメロンの甘さと苦アルコール。最初はかすかだったけど、温度が上がってきたら華やかになってきました。
口に含むと、シロップの甘さと気持ち良い苦さ。甘さは引いていくけど苦味は最後まで残って、お米の旨味と共に後味じわびり。
あれ? 美味しいんだけど、去年ほどの感動がない。で、ふと思い付いて手のひらで包んで温めてみました。そしたら香りも華やかに立ってきたし、甘味もしっかり出てきた。とろっと甘苦。やっぱりめっちゃ美味しい。
とは言え、なんとなく、まだポテンシャルを隠してる気がします。これは、ちょっと置いたらさらに化けるんじゃないかな。来週まだ残ってるのに期待です。
で、6日後にドキドキしながら再訪したら、まだ残っていました。やった!
飲んでみたら、期待以上で最高!
香りはメロンの甘アルフルーティー全開で至福。いつまでも嗅いでいられます。
口に含むと、シロップの甘さと出羽燦々らしい奥深く膨らむ旨苦さ。温度が上がってきたら幸せ甘トロ。もちろん最初に飲んだ時とほとんど同じ味わいなんですが、そのすべてがより豊かになっています。
ジブリで例えると「紅の豚」。キャラクターやシーンではなく、作品そのものです。甘くてほろ苦くて、難しいこと考えなくても気持ち良いし、考えれば考えるほど深い。出てくるキャラクターはみんな魅力的で、観終わったあとも幸せに浸れる。「ジブリで一番好きな作品は?」って聞かれたら、紅の豚か魔女宅で迷うくらいトップクラスに好きな作品です。
ちなみに今までこのパターンで作品そのものに例えたのは、魔女宅に例えた去年1位の不動だけ。
これは、早速今年のNo.1が決まってしまったかもしれません。少なくとも去年No.1の不動吊るしと同等以上に素晴らしかった。感動!
満足度:★★★★★
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