【天野酒 吟醸】(あまのさけ)
家に常備しておきたい万能しっかりアル添吟醸
2か月ほど前にスーパーで買ってきて、めちゃくちゃ美味しかった天野酒。前回は冷酒・常温・ぬる燗で飲みました。でも美味しすぎて、熱燗にたどり着く前に飲み切っちゃった。そこで今回リベンジです。
まずは熱燗でいってみます。
が、失敗!
横着してレンジで適当に加熱したら、やりすぎて70℃くらいまで上がちゃっいました。そしたら、アルコールが鼻に刺さってキツい。口を付けるところまでたどり着けない。
冷めてきたら良い感じになりましたが、せっかくなのでもう一度。
温度をちょっとづつ確認しながら、55℃の熱燗くらいまで上げます。と言っても、温度計は持ってないのでなんとなくですけどね。
香りは、乳酸の酸を中心に蜂蜜+穀物の甘さがどわっと。
口に含むと、どっしり力強いけどカドの丸い酸味と、優しい穀物&黒糖の甘味がドドドドド。そして、含み香もぶわっ。甘旨の余韻もじわっと幸せです。
パワフルだけど優しくて、押し付けがましいところがない。
そしてこんなに強いのに、意外にどんな料理にでも合いそうです。繊細な白身魚の刺身なんかはさすがに厳しいかも知れないけど、煮物やお吸い物なら薄味でも全然OK。白ごはんにだって合います。
かと思えば、中華でも良さそう。四川・広東・北京・上海、どれでもいけます。
もちろん洋食も大丈夫。特に肉料理には相性ばっちり。
さらにこれ、アテなしお酒単体で飲んでもめっちゃ美味しいんです。前回も書いたんですが、全く飲み飽きずに、ちびちびだらだらいつまでも飲み続けられます。
なんて万能選手!
とは言え、あんまり熱くするよりは、常温~40℃ぬる燗くらいが一番美味しい気がします。2日目は、常温でいただきました。既にあんまり残ってなかったけど。
冷酒と常温でのレビューは→前回の記事 をどうぞ。
これ、家に常備しておくのに最適です。冷蔵庫に入れなくていいし。
ジブリで例えると「魔女の宅急便」のフクオさん。パン屋のご主人です。こないだ「馬肉に合う日本酒」でも例えたばかりですが、他の人は考えられなかったので再登場。力強いんだけどとても優しく、頼りになります。キキのために作ったパンの看板、かわいくてめっちゃ好き。
ちなみに、冷酒~ぬる燗でいただいた前回は、同じく魔女宅のデッキブラシのおじいさんでした。
満足度:★★★★☆
ジブリの男性キャラでダントツで好きなのは魔女の宅急便のパン屋の店主フクオさんですね
— karin🦐 (@karin_FBRJ) 2021年4月2日
寡黙な職人かと思いきや優しくてチャーミングでキキにもジジにも親切で最高でしょ pic.twitter.com/dMelTm8PKi
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