【爛漫 純米酒】(らんまん)
マスカットの 甘酸っぱさから 余韻じわ
通りがかりのスーパーにたまたま入ったら、日本酒コーナーにひょろっと長い1合瓶がずらっと並んでました。「蔵べるシリーズ」というシリーズ商品みたい。調べてみたら、2020年10月に三菱食品から発売されたシリーズ。このスーパーには10種類ほどしか並んでなかったけど、全26蔵元の27銘柄があるらしいです。価格は税抜318円。これは自宅ちょい飲み勢には嬉しいですね。
三菱食品の日本酒と言えば、前に飲んだ「白龍」や「加賀纏」などの300ml小瓶のシリーズがよくスーパーに置いてます。また「上善如水 キウイ酵母」も三菱食品でした。こちらも300ml。ここで、さらに手軽な180mlシリーズを出してきたのは、コロナ状況下でのマーケティングリサーチした成果でしょうね。
その中から今回選んだのは、秋田の爛漫。飲むのは初めて。でも、僕は小5~中2まで秋田に住んでて、テレビのCMでよく「美酒・爛漫」って名前を聞いていました。そういう意味で懐かしいお酒です。
香りは穏やかに蜜の甘さとアルコール感。ごくわずかに穀物感もあるかな。控えめだけどかわいい感じです。
口当たりはするっと入ってきて、一瞬後にマスカットのような爽やかな甘酸っぱさ。その甘酸っぱさは引いていくんですが、飲んだ後に旨味の余韻がじんわり残ります。同時に蜜甘アルコールの含み香がふわり。
あんまり食中酒という感じではありませんね。魚介類は違いそう。食後にチーズなんかをつまみながらちびちび飲むのが良い感じです。お漬物なんかもいいなあ。日常の幸せを感じられそうなお酒です。
さすが大手食品商社の三菱食品さん、調べたらちゃんとスペックが載ってました。
お米:あきたこまち100% ・・・ 秋田酒こまちじゃないんですね。飯米です。
精米歩合:70% ・・・ 純米酒としては普通。
アルコール度数:14% ・・・ ちょっと低め。確かにそれくらいの優しさです。
日本酒度:マイナス0.5 ・・・ ちょっと甘め
酸度:1.3~1.8 ・・・ こりゃまた幅がありますね。僕の体感では1.7くらいです。あんまりあてにならないけど。
アミノ酸度:1.4~1.8 ・・・ これも幅がある。
飯米で精米歩合70%というのもあるんでしょうけど、ほんのちょっと雑味も感じるんですよね。でも、経験が浅くてアミノ酸度は全然予想がつきません。
酸度とアミノ酸度に幅があるのは、生産ロットによるばらつきを考慮しているんだと推察します。年に1度の生産ではなく、長く売り続けることを考えているので、ブレやすい数値にあらかじめ余裕を持たせてるんじゃないかな。ってことは、酸度とアミノ酸度は、他の値に比べてコントロールしにくいんでしょうね、多分。逆にアルコール度数や日本酒度はコントロールしやすいのかな。ご存じの方いらっしゃったら教えてください。
ジブリで例えると「コクリコ坂から」の広小路さん。コクリコ荘に住んでる美大生さんです。ちょっと天然な眼鏡っこ。身なりには無頓着だけど、実はかわいいんですよね。声は「千と千尋の神隠し」で千尋を演じた柊瑠美さんです。
満足度:★★★☆
今、金曜ロードSHOWでコクリコ坂から見てますが
— 紫鳩涼夢 (@Ryomu1109) 2020年8月21日
広小路さんがかわいい‼︎
私がコクリコ坂のキャラで一番好きなキャラです笑
食いしん坊なところ、そして何より
トレードマークの眼鏡が最高です‼︎#コクリコ坂から#金曜ロードSHOW#ジブリ#広小路さん pic.twitter.com/LY7WeH4pRK
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