【銀嶺月山 本醸造】(ぎんれいがっさん)
薄口で 余韻を楽しむ 本醸造
こないだ「爛漫」を飲んだ180mlの「蔵べる」シリーズ2本目です。自宅ちょい飲みにちょうどいい!
香りはほとんどありません。温まってきたらわずかにマスカットのフルーティーさが出てきましたが、やっぱり控えめ。
口当たりはさらさら水のよう。味がないかと思ったらほんのり青リンゴかライチの甘味と酸味。一歩遅れて苦みも顔を見せます。味わいはとても淡いです。でも、飲みこんだ後に口の中に残る甘苦な余韻がとても長い。ふわっと広がって、しばらくじわーんと漂います。こんなに余韻が長いの、めったにありません。でもあくまで余韻なので、いつの間にか消えています。
このお酒の本領は飲みこんだ後ですね。心地よくふんわり。
ちょっと温まってきたら、味わいもわかりやすくなってきました。でも、苦みもはっきりしちゃった。これは、キンキンに冷やした方が美味しそうです。
アテも要りません。お酒が繊細すぎて。
本を読みながらとか、音楽を聴きながら、お酒だけでちびちび楽しむのが似合ってます。
公式サイトに載ってたスペックは、
アルコール度数:15% ・・・ 普通くらい
日本酒度:±0 ・・・ ちょっと甘め
酸度:1.2~1.4 ・・・ 少し低め
アミノ酸度:1.1~1.3 ・・・ こちらも少し低め
ジブリで例えると「母さんがくれたあの眼差し」。天空の城ラピュタの主題歌「君をのせて」の一節です。劇中にはパズーのお母さんは登場しないんだけど、パズーがまっすぐ育ってることからその余韻だけが感じられます。記憶にだけ残ってるほんのりとした優しさ。
満足度:★★★☆
「君をのせて」を歌ってるのは井上あずみさん。本作ではまだ名前が漢字表記でした。子供にも読めるようにと平仮名表記に変えたとのこと。#天空の城ラピュタ #ラピュタ pic.twitter.com/ldxY8AwXCw
— キャッスル (@castle_gtm) 2017年9月29日
関連記事:
- 価格: 328 円
- 楽天で詳細を見る