【大関 超特撰 大坂屋長兵衛 大吟醸】
(おおぜき おおさかやちょうべえ)
温度帯で 性格変わる 大吟醸
こないだ大関の、ワンカップ、ワンカップ大吟醸、純米大吟醸の飲み比べをしました。なかなか楽しかったなあ。ところが、またスーパーで新しいお酒を見つけてしまいました。大関の創業者の名にちなんだ自信の大吟醸酒だそうです。瓶の佇まいが本気ですね。
まずは雪冷え(5℃)くらいに冷やしていただきます。
香りはほんのり酸味と黒糖の甘味。
口に含むと、すっきり旨味と苦味がきれい。甘味はあんまりないけど、ちょっと黒蜜っぽい気配があります。アル添大吟醸らしい上品さが良いですね。
っと、温度が上がってきたら性格変わってきました。口当たりにちょっととろみが加わって、甘味も苦味も開いてる。さっきはあまり感じなかった含み香も蜜甘アルコールで、後味の苦味と相まってふわじわぁ。こっちの方が本領っぽいですね。美味しい! 花冷え(10℃)~涼冷え(15℃)くらいが良い感じです。
公式サイトにスペックが出ていました。
アルコール度数:15% ・・・ 普通ですね。体感でもそれくらい。
日本酒度:+4 ・・・ ちょい辛口です
酸度:1.3 ・・・ ちょい低め
まあだいたい予想通り。ちなみにこのお酒、2013~2021年の9年間、モンドセレクションで連続金賞受賞なんだそうです。凄い!
ジブリで例えると・・・と思ったんですが、このタイプ、ジブリにはちょっといませんね。妄想でキャラ膨らませてみます。
これは美人の女上司タイプですね。異動した先の課長。仕事ができるけど、ちょっと厳しい女性。
でもある日、その人と二人で出張にいくことになるんです。商談をまとめて、二人で日本酒の美味しい居酒屋で打ち上げ。美人だけどとっつきにくい上司と二人きりで、最初は何を話していいかわかりません。でも酒が進むと、その人が実にかわいくとろんと酔っぱらうんです。「○○君には期待してるんだから」なんて普段全然言わないこと言って、ボディタッチまでしてきちゃう。こりゃ会社に行くのが楽しくなります。また誘っちゃお。
という感じのお酒でした。
満足度:★★★★
画像入手元:photoAC
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