【白鶴 淡雪 】
穀物系 しゅわしゅわ清涼飲料酒
こないだ「澪」と「すず音」を飲んだ低アルしゅわしゅわ日本酒の世界。もうひとつの有名銘柄・白鶴の淡雪を見つけたので買ってきました。前の2つとどう違うのか、楽しみです。
香りは穀物系の旨味がほんのり。え、穀物系? もっと甘い香りを予想していたので意外でした。
口に含むと、まずはしゅわしゅわ炭酸と酸味。次に控えめな甘味が広がります。炭酸は自然な瓶内二次発酵ではなくて後から封入したもの。その分だけしっかり入っています。
酸味も甘味もすぅっと引いていき、その代わりに優しい穀物の旨味が出てきて、最後に含み香になってふわり。それもきれいに消えていきます。後味もほとんどなくて良いですね。
少し温度が上がると、穀物感がわかりやすくなってきました。
決して不味いわけじゃない。どちらかと言うと美味しい。でも、日本酒を飲んでいるという満足感は少ないです。お酒の味わいを楽しむ感じではありませんね。自宅で友達とワイワイ、スナック菓子をつまみながら飲むのが似合います。そんなカジュアルなお酒。
価格は、定価300mlで比べると、澪は税込523円、すず音は税込815円。それに対して淡雪は税込495円。明らかに澪にぶつけてきていますね。
スペックは、
アルコール分:5% ・・・ 超低アル
日本酒度:マイナス58 ・・・ 激甘
酸度:3.2 ・・・ 激酸
アミノ酸度:1.2 ・・・ 低いけどまだ普通
原材料:米、米麹/炭酸ガス
確かに激甘激酸なんだけど、これ、澪やすず音と比べると面白いです。
比較表を載せておきます。
ジブリで例えると「天空の城ラピュタ」の「親方んトコのチビのマッジ」。ほうきを振り回して豚を追いかける元気な3歳児。かわいいんだけど、そこまで洗練されてはいない感じ。
満足度:★★★
天空の城ラピュタで1番好きなのは、『親方ん所のチビのマッジ』 pic.twitter.com/jKNQfEEV2Q
— よーすけ (@around_here3) 2021年8月23日
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