【日本盛 生原酒 本醸造】
強烈に ガツンと甘苦アルコール
日本盛生原酒缶シリーズ①
コンビニやスーパーでよく見かける、日本盛さんの生原酒缶です。こないだ日本盛のカップ酒と純米大吟醸を飲み比べして、甘味が特徴的な感じで気になったんです。だからこのシリーズも飲み比べしてみようと思い、買ってきました。変質しやすい生酒を常温保管できるようにしたのは、さすが大手の技術力ですね。
さて、飲んでいきましょう。4種類あるシリーズから、まずは本醸造です。シリーズの中でも一番よくみかけるやつですね。
缶から直接飲むのが正しいスタイルな気もしますが、まずはグラスに注いでます。色はほぼ透明で、ほんの少し黄色があるかな。心なしかとろっとしているような気がします。
香りは、ストレートでケミカルなアルコール感と甘さがカツーーーン。嗅いだだけでわかる、これはヤバイ奴。
口当たりはとろっと、、、なんて言ってる場合じゃない! 入ってきた瞬間から甘味苦味アルコール感がガツーーーン。甘味は、人工甘味料のような輪郭の硬い糖分たっぷりの甘さ(念のため、糖類添加はされていません)。生酒らしい青葉の酸渋苦味もあります。そして甘アル含み香が序盤からぶわっ。味わいは最後までしっかり続きます。
温度帯は、最初常温で味見したんですが、きつすぎたので冷凍庫に投入。0度近くまでキンキンに冷やしたら、少し飲みやすくなりました。それでもやっぱり香りカツーーン味ガツーーン。
この強烈さには覚えがあります。菊水ふなぐち。あの強烈さによく似ています。アルコール度数19%というのも同じですね。ふなぐちが好きな人は、こちらも好きかもしれません。
スペックは、
造り:本醸造 生原酒
精米歩合:70%
アルコール度数:19~20% ・・・ かなりの高アルコールです
日本酒度:マイナス6.0 ・・・ めっちゃ甘い!
酸度:1.9 ・・・ めっちゃ高い
アミノ酸度:1.9 ・・・ めっちゃ高い
数値もなかなか強烈ですね。正直、日本酒に慣れていない人にはお勧めできません。でも、こういう強烈なのが好きな人には良いんじゃないかな。好きな人はいると思います。
・・・残念ながら僕には合いませんでした。
ジブリで例えると「アーヤと魔女」のベラ・ヤーガ。主人公のアーヤを引き取った魔女。外見も性格も、なかなかいかついです。
満足度:★☆
ウチの次女さんが茄子に名前をつけた。#ベラヤーガ#アーヤと魔女 pic.twitter.com/3Iay0pLFmM
— ひばり (@hibari40547) 2021年4月21日
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