【墨廼江 特別純米 生詰 ひやおろし】
ほの甘な きれいな辛口 酸味じゅわっ
日本酒検索サイト・SAKEdatabankさんのプレゼントキャンペーン、これまでにも「梵 超吟」をはじめ、いろいろ美味しいお酒をいただきました。今回は、その第5回キャンペーンでいただいた賞品です。
全部で5本もいただいたのですが、まずはその1本目、宮城の墨廼江さんです。墨廼江さんは、前回のキャンペーンでも「純辛」をいただきましたね。爽やかフルーティー酸苦辛口でした。
今回のは、瓶には書いてないけどこの時期の生詰だし、ひやおろしかな? っと思って検索してみたら、いろんなお店のページにちゃんと「ひやおろし」って書いてました。この時期嬉しい秋酒。どんな味かな? 楽しみです♪
色はほんのり黄緑。生詰ですし、フレッシュさを予感させる香りですね。
香りは、乳酸の酸味とほんのりマスカットと青いミント感と上質なアルコール。うん、清々しい。
口に含むと、最初はするっと薄酸から始まり、酸がじゅわっと広がります。そのまま酸で切れる。カドもちょっと残ってる鮮烈な乳酸の酸味。甘味もほのかにあるし、旨味もじんわり広がるけど、なんと言っても酸味が特徴的です。きれいな辛口。
おかしいなあ。こういう酸味中心のお酒って苦手なはずなんだけどなあ。カドもあるし。でも、これが全く嫌じゃないんです。むしろ美味しい。
不思議! でも幸せ~。
スペックは、
造り:特別純米 生詰
原料米:五百万石
精米歩合:60% ・・・ 純米吟醸クラスの磨きですね
アルコール度数:16% ・・・ 普通~ちょい高。気持ち良いアルコール感があります
日本酒度:+3 ・・・ やっぱりちょい辛口ですね
酸度:1.7 ・・・ 高いです
酵母:宮城酵母 ・・・ 浦霞から分離された酵母で、1995年まで協会12号酵母として頒布されていたんだそうです
ジブリで例えると「魔女の宅急便」の先輩魔女さん。ツンとした酸味は好みが分かれるかもしれませんが、味わえば味わうほど愛しくなります。
先輩魔女さん、描かれていないけど、たぶんとても苦労人です。彼女が働く「大きくはないけどまあまあ」な街はネオンサイン輝く歓楽街。そんなところで13歳の女の子が1人で働くんです。大人の嫌なところをさんざん見せられたでしょう。でも、今夜旅立ったばかりの新人さんを不安にさせたくないから、強がっちゃってるんですよね。かわいいなあ。「よくがんばったね」って言ってあげたい。
満足度:★★★★
魔女宅の名のない先輩魔女さんが一番の推しなんです....少ししか出ないけど見て... pic.twitter.com/BdAv7GtT5Q
— 𝑅𝑂𝑀𝐼 (@js______pp) 2020年3月27日
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