【六十餘洲 純米吟醸 生原酒】
するりから じわじわしっかり 旨味酒
はじめましての六十餘洲さん。長崎のお酒です。六十餘洲(六十余州)とは、畿内・七道の66国と壱岐・対馬の2国を合わせた、日本全国という意味だそうです。
こちらも先週の千代田蔵と同じで、このお店で毎回お会いする常連さんにおすすめされて飲んでみました。
香りは、乳酸とかすかにアルコール。
口当たりは、乳酸の酸味と蜜の甘味がするり。そこから穏やかな旨味と酸味とほのかな甘味がじわり。薄口かと思ったら、旨味がじわじわしっかり。
おおっ! これは美味しい!
ジブリで例えると「魔女の宅急便」のオキノさん。キキのお父さんです。初めて見たときは、最初と最後にちょっとだけ出てくる脇役かと思ってました。でも、設定を知るとじわじわ旨味が出てくるんです。この人、魔女や妖精の研究をする民俗学者なんです。それで、研究対象と恋に落ちて結婚しちゃった。ドラマチック!
娘との最後のキャンプも楽しみにしてたんだろうなあ。でも、娘の旅立ちをきちんと見送ってる。キキが出発したシーンでは、涙ぐむ奥さんをちゃんとなぐさめてる。めっちゃ良いお父さん。
満足度:★★★★☆
キキのお父さんの名前は「オキノ」です。年齢は40歳で、魔女や妖精の研究をしている民俗学者です。キャラクターデザインの近藤勝也さん曰く、寺尾聰やデビッド・マッカラムをイメージしたとのこと。#魔女の宅急便 pic.twitter.com/Wkhtdgm0dS
— キャッスル (@castle_gtm) 2020年3月27日
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