【三諸杉 純米吟醸】
甘酸が くっきりどわわで ハーブ感
みむろ杉の地元銘柄の三諸杉さん。昨日投稿した、SAKEdatabankさんでいただいた斗瓶囲いと飲み比べるために、近所のコンビニで買ってきました。去年投稿したのが3月だから、約1年ぶりですね。
香りは、甘ミント乳酸がくっきり濃厚爽やか。濃厚で爽やかって矛盾してるような気がするんですが、実際そうなんです。
口当たりはとろっと甘酸。そこから糖分たっぷりの甘味と、ハーブ感のあるくっきり酸味がどわわんっ!
どわウマー-!!
去年の印象と同じところもあるけど、ちょっと違うところもあるなあ。っと思って、前回のレビューを見てみました。前回は「甘酸ガツン、旨アルドカン、セメダインぶわっ」って書いてある。「ガツンドカンブワッ」は今回も同じですね。でも旨味もセメダイン感も、そんなに強烈じゃありません。なにより、こんなにパワフルなのにきれい! なんで!?
しかも不思議なことに、食事にも合うんです。こんなにくっきりどわわなのに! この日の晩ごはんは、塩鮭・きんぴら・納豆というスタンダード和食だったんですが、どれとも合う。なんなら、ご飯とお味噌汁にも合います。こんなに濃いのに。意味がわからないよ。
ちなみに前回「キンキンに冷やすのが良い」って書いてたから、自分のアドバイスに従ってみます。冷凍庫でしっかり冷やしても、甘味苦味がじゅわっ! 確かに良い。でも今回は、常温近くまでどの温度でも美味しかったです。
これは、たまたまなのか、肴が違うのか、お酒の技術が上がったのか、保管の差か? それを見極めるほどの経験はありませんが、とにかく美味しかった。300mlがあっという間になくなってしまいました。
ちなみに、斗瓶囲い大吟醸との飲み比べもやってみました。その結果、おんなじ銘柄とは思えないということが、一口目でわかりました。両方めちゃくちゃ美味しいんですけどね。方向性が全然違う。面白っ!
ジブリで例えると「もののけ姫」のシシ神様。強大な力を持つ、生と死を司る森の神です。顔も強烈。
ちなみに前回は、ナウシカに出てくる、無毒になったヒソクサリ(腐海の植物)でした。
満足度:★★★★☆
デールちゃん。
— norikoma (@RecordsTokyo) 2021年1月28日
冬毛が凄すぎて、最近はネコに見えなくなってきた。
ちょっと、もののけ姫のシシ神チックで怖い((( ;゚Д゚))) pic.twitter.com/7SbmLWCCLo
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