こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]亀泉 > 「耳をすませば」のラストシーン

亀泉 かめいずみ 純米吟醸原酒 CEL-24 生酒】

メロン香 たっぷり甘々 ちょい酸味

亀泉

会社の後輩を集めて開催したプチ日本酒会、メインはこちらでした。初心者さんに飲ませたいお酒と言えばコレ!高知の亀泉さんです。高知のお酒と言えば辛口が圧倒的に多い中、このCEL-24酵母を使ったものは例外的にめっちゃ甘口です。これが本命なので、4合瓶を買ってきました。

香りはたっぷりメロン香。
味わいもたっぷり甘々。メロンの甘さとパイナップルの酸味もありますね。飲みやすいー-! ただ、かなり甘いので、ずっとこれだけ飲むのはちょっと辛いですね。

アテに合わせたのはチーズ盛り合わせ。これがまた合うんです!
後輩ちゃんウケも良くて、気に入ってお持ち帰りしてくれました。大成功!

 

で、プチ日本酒会はそこで終ったんですが、後日いつものお店に行ったら、また同じお酒に出会いました。

亀泉
でも、何か違和感がある。同じお酒のはずなのに、何か違う気がするんです。

で、プチ日本酒会の時の瓶の写真と見比べてわかりました。スペックが微妙に違う! こないだは日本酒度がマイナス11だったのに、こちらはマイナス13になっています。酸度もアミノ酸度も微妙に違う。飲んでみたら、さらに甘く感じます。とにかく、甘くて美味しい!
写真を並べてみましょう。

亀泉

ここで、発見。写真を見比べていて気付いたんですが、このラベル、手書き文字の大部分はそのままデータを流用してるんですね。数字だけ変えてるっぽい。4合瓶と1升瓶でラベルの大きさが違いますが、筆跡が完全に同じです。

さらにここでお店のお姉さんの発見。これ、「7」の文字は違う人が書いた可能性があるそうです。斜め線の角度が不自然に違うから。気付かなかった! こちらの真偽のほどはわかりませんが、確かに違和感ありますね。重箱の隅をつつくの面白い!

スペックは、
造り:純米吟醸 生原酒
精米歩合:50%
アルコール度数:14% ・・・ 低め
日本酒度:マイナス11/マイナス13 ・・・ 大甘口
酸度:1.6/1.7 ・・・ちょい高
アミノ酸度:0.9/1.0 ・・・ 低い
酵母:CEL-24 ・・・ 高知県が開発した酵母です。

よく見てみると、去年飲んだ時とも違いますね。去年は日本酒度がマイナス8でした。さらに甘口になってる!

ジブリで例えると、こんな甘~い甘~いのは、ジブリの中で一番甘いあのシーン。「耳をすませば」のラストシーンです。甘~い。

満足度:★★★★

亀泉

亀泉

製造年月を見ると、同じ2021年12月なんですよね。タンク違いとかかな?



関連記事:

 

ブログランキング・にほんブログ村へ←投票リンク踏んでいただけると、とても嬉しいです。

 

こるね酒店

「こるね酒店」でお勧めのお酒を販売中。
実際に飲んで美味しかったお酒だけを厳選して、わかりやすく紹介しています。