こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

[ジブリ酒]麗人 > ラジオ体操のシーン(おもひでぽろぽろ)

麗人れいじん 純米酒

ほんのりと 優しく穏やか 日常酒

麗人

麗人

またまた初めて見るお酒。長野・麗人酒造の麗人さんです。ラベルの佇まいが気になったんです。この日は、ボーミッシェル北安大国と長野が続いたから、3杯目も長野酒で。

こちらの麗人酒造さんは、名前のイメージとは反して、創業は寛政元年、西暦1789年なんだそうです。この年は、アメリカ合衆国憲法が施行されてジョージ・ワシントンが初代大統領に就任した年。つまり麗人さんは、アメリカ合衆国とほぼ同じ長さの歴史を持つってこと。そう言われるとなんか凄い。あと、フランス革命もこの年ですね。

見た目はいかにもレトロな雰囲気ですが、どんなお酒でしょう? 飲んでいきます。

香りはほのかなお米の旨さ。
口当たりは、ほろり優しい旨甘で、そのままほわんと消えていきます。とても穏やかな日常酒という感じ。でも骨格はしっかりしていて、豚ロースの味噌漬け焼きがよく合っています。

スペックは、
造り:純米酒
精米歩合:70%
アルコール度数:15~16% ・・・ 普通
日本酒度:マイナス4 ・・・ 甘口
酸度:1.8 ・・・ 高い

ん? これを見ると濃いめの甘旨に見えますね。飲んだ印象とは結構違います。
公式サイトによると、厳冬期に仕込んで搾ったお酒を、最低半年は蔵で寝かせて、苦味・渋味・荒さが取れ、旨味が増してから出荷してるんだそうです。飲んだのはそれからさらに時間が経ってるから、だいぶ落ち着いてるんでしょうね。

ジブリで例えると「おもひでぽろぽろ」のラジオ体操のシーン。他の子は旅行に行ったりして参加してないのに、ここだけめっちゃ日常です。どこか懐かしい感じもしますね。

満足度:★★★☆

おもひでぽろぽろ
©スタジオジブリ

麗人

麗人

 

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