【神田 八拾&九拾 2020】
低精白 酸がドドンで 旨苦ボン
ちょっと珍しいお酒の飲み比べです。
こないだ産土を飲んだ、花の香酒造の限定酒。”かんだ”じゃなくて”じんでん”。低精白シリーズで、八拾と九拾というのは、掛米の精米歩合を表しています(麹米の精米歩合は50%)。
ややこしいのは、花の香酒造の現・六代目蔵元が
ともかく、蔵元の名前や創業の由来を表す銘柄名。しかも、お米をとても大切にする花の香酒造さんが、ほとんどお米を磨かずに造ったお酒。2020なのに、製造年月は2022年4月になってるのも気になりますね。お蔵さんでしっかり熟成されてそう。
さあ、味わっていきましょう。
あたりまえだけど、香りは似ていますね。両方とも、ほの酸&旨ふわん。八拾の方が少し酸をくっきり感じます。
口当たりは、しっかり酸ドドン。そこから旨苦がボン。ほんのり熟成感もあります。力強い!
精米歩合が10%違うだけだから、当然方向性は同じです。でも、80の方が酸が強くて、90の方が少しやさしい。90の方が強くなりそうなものなのに、やさしくなってるの面白っ!
後味は、力強い旨味がじわんで、含み香にアルコールどわん。その後、いつの間にか引いてるけど、酸旨の記憶だけがじんわり残ります。
こないだ飲んだ産土と違いすぎて楽しい。
ジブリで例えると「天空の城ラピュタ」のポムじいさん。坑道でパズーとシータを助けてくれる老人です。嫌味はないけどクセはたっぷりで、独特の雰囲気を持った人。
満足度:★★★☆
あのひとを見ていると
— ライナ (@raina0326) 2022年6月16日
眩しすぎて神がかりすぎて時々
こうなってしまう私・・・
「ワシには強すぎる・・・」
凄すぎて胸がギュッと苦しくなり、しばらく見れなくなる・・・😢
そして自分がとてもちっぽけな存在に思えて何だか空しくもなる・・・。
私はポムじいさん。 pic.twitter.com/1IKcIZ4Myh
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