【瑞鷹 純米吟醸酒 銅 】
やわらかな フルーティーさと 収れん味
ひとつ前のタカノユメさんから、鷹つながりで瑞鷹さん。こないだ激甘の「東肥赤酒」を飲んだ熊本のお蔵さんの、こちらはれっきとした日本酒です。
赤酒は、今まで飲んだ液体の中で一番甘いんじゃないかというくらいの、めちゃくちゃ面白いお酒でしたからね。こちらは当然全く違うんでしょうけど、どんなのか楽しみです。
香りは、メロンとマスカットのフルーティーとアルコール。お、これ好き!
口当たりは、とろりやわらか甘酸。そこから甘酸旨がほわっとふくらみます。いい!
でも最後、後味は口の中がきゅっとなる収れん味と渋味。
うーん、惜しい! 最後の渋味はちょっと苦手でした。
スペックは、
造り:純米吟醸
原料米:山田錦
精米歩合:58%
アルコール度数:16% ・・・ 高め
日本酒度:-2 ・・・ ちょい甘
ジブリで例えると「風立ちぬ」のカストルプ。二郎が軽井沢で会った不思議なドイツ人です。最初は上品で陽気な紳士かと思ったら、なかなか後味厳しいことを言い出します。
カストルプの姿のモデルは、ジブリの元海外事業部長・スティーブン・アルパートさん。声優もご本人がされてます。この方が書かれた、「吾輩はガイジンである。 〜ジブリを世界に売った男〜」という本が、めちゃくちゃ面白かった。授賞式なんか大嫌いな宮崎駿監督の代わりに、ベルリン国際映画祭の金熊賞やアカデミー賞のオスカー像を受け取りに行ったエピソードとか大好き!
満足度:★★★☆
カストルプ役を演じたアルパートさんは音痴だったため、歌の収録はなかなか上手くいきませんでした。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) 2021年8月27日
最終的に、ワインを飲ませて気持ち良く歌わせることで乗り切っています。この様子は、バラエティ番組の『笑ってコラえて』で放送されました。#風立ちぬ pic.twitter.com/PGfrpib0Hw
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