【十八盛 usagi no kimochi 無濾過生原酒】
くっきりと 甘酸ぽわん 苦じわり
見つけた瞬間「なんだこれ！？」
いや、何かはすぐにわかるんです。去年飲んだ、十八盛さんの白黒動物シリーズ。去年は、パンダのきもち、ペンギンのきもち、シャチのきもち、シマウマのきもち の4種類をコンプリートしました。だからこそ謎な5本目。こんなの出てたの！？
見つけてしまったからには、飲まなきゃいけません。さっそく、この日の1杯目にいただきます。
色がけっこうついてますね。透明瓶だから、薄黄色に色づいてるのがよくわかります。熟成？
香りは、かすかにマスカットとアルコール。おとなしいです。
口に含むと、最初からくっきり甘酸ぽわん、それを追いかけて苦味がじわり。旨味はひかえめだけど、その代わりに苦味がじわっとふくらみます。
アテは、「ふわふわおぼろとうふ オリーブオイルで」。塩昆布が乗ってる、オリーブオイルをかけた冷奴です。かなりやさしい味わいに、ほんのり塩昆布がアクセント。正直、味が薄いです。でも、これをお酒に合わせると、なぜかお酒がやわらかくやさしくなった！ うまっ！ 目立たないけど地味に優秀なアテでした。
お酒との相性も良かったですね。甘味のあるお酒だけど、食事と合わせる時には苦味が良い仕事します。意外にどんな食事にも合いそう。
調べてみたら、このウサギさん、やっぱり11月に出たばかりの番外編。十八盛さんのメイン銘柄・多賀治の無濾過生原酒を3種ブレンドしたものだそうです。あれ？もしかしてお正月用の干支酒だった？
スペックは、
蔵元：十八盛酒造(岡山県倉敷市)
造り：純米系無濾過生原酒の3種ブレンド
原材料：岡山県産米3種（朝日・山田錦・雄町）
精米歩合：50・55・68%
アルコール度数：16.0% ･･･ 高め
日本酒度+4.5 ･･･ 辛口
酸度：2.1 ･･･ 高い！
酵母：協会(14＋7)・7・9号酵母
製造年月：2022年11月
ジブリで例えると「コクリコ坂から」の牧村さん。コクリコ荘に住んでる、ちょっとぽっちゃりお姉さんです。横浜の外国領事館に勤めるビジネスガールなんだとか。すごい！
満足度：★★★☆
コクリコ荘の下宿人の1人である牧村沙織は24歳で、横浜の外国領事館に勤めるビジネスガールです。フライシャー好きの宮崎駿さんの意見を受けて、近藤勝也さんがベティ・ブープをイメージしてキャラクターデザインしました。#コクリコ坂から pic.twitter.com/wWD5APFCbF
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) 2020年8月21日
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