【黒松仙醸 信州地酒頒布会限定酒】
クラシック 旨苦じわり 食中酒
はじめましてのお酒、長野県伊那市・(株)仙醸さんの黒松仙醸です。こちらのお酒は、信州長野県の地酒しか取り扱っていないという硬派な酒屋・地酒屋宮島さんが主宰する信州地酒頒布会の限定酒。前に飲んだ信州亀齢や川中島幻舞と同じ会ですね。
黒松というと、これまで飲んできた中でも、黒松剣菱・黒松白鹿・黒松貴仙寿がありました。その黒松貴仙寿の奈良豊澤酒造さんに黒松の意味を聞いてみたところ、黒松は枝が横に広がることから「縁起のいい木」「神が宿る木」と言われており、縁起物として名前を付けたんだそうです。
ただ、今回の黒松仙醸さんの黒松は、創業者・黒河内松治郎さんの名前に由来するのだそう。ちなみに仙醸は南アルプスの仙丈ヶ岳から採ったのだとか。
実は、仙丈ヶ岳には登ったことがあります。隣の甲斐駒ヶ岳との縦走で、日本第2位の高峰・北岳の景色がめちゃくちゃカッコよかったのを覚えています。もう20年以上前ですけどね。
話しがズレました。お酒の方を飲んでいきましょう。
香りは、ほのかな乳酸。
口当たりも、ほの酸から入ってきて、全体がほわんとふくらんだ後、旨苦アルがじわり。
クラシック辛口ですねえ。甘味は一瞬だけ。苦味があるので、単体で飲むよりは食中酒としてアテに合わせたいですね。
あたたまってくると、苦味酸味がセンターにきて目立ちます。僕は冷酒の方が好きでした。
ジブリで例えると「コクリコ坂から」の風間明雄さん。風間俊君の"父親"です。ぶっきらぼうでクラシックな昭和のお父さんという感じですが、彼女を連れてきた息子にウインクする茶目っ気もあります。
好き度:★★★☆
#コクリコ坂から#ジブリ
— ジブリ男子 (@Ghiali_boy) 2014年10月13日
お父さんにウインクされて照れてる風間くん。 pic.twitter.com/fOdnPwOzq5
【DATA】
蔵元:株式会社仙醸(長野県伊那市)
造り:本醸造 にごり 生酒
アルコール度数:16% ・・・ 高め
製造年月:2022年11月
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