〆張鶴＞ルパン(カリオストロの城)［ジブリ酒］

【〆張鶴（しめはりつるしぼりたて生原酒】

爽やかな強烈アル甘ズドンズドーン

〆張鶴

だいぶお久しぶりの〆張鶴さん。レビューを書くのは初めてです。
今回飲むのは、冬季限定のしぼりたて生原酒。噂だけはよく聞いていたお酒です。なんでも、アルコールが20度もあるのに飲みやすくて危険なヤツなんだとか。

前から気になってて、飲みたいと思ってたんです。で、こないだ酒屋さんに行ったらちょうど売り切れてて棚に商品札だけが残ってました。そんなの余計気になりますよね。そしたら別の酒屋さんに売ってたから速攻確保です。

それではさっそく飲んでいきましょう。

香りは、つよアルほの甘爽やかするーん。
え？これ明らかにアルコール度数が高いやつ。なのに爽やか？不思議なことにこれ、本当に爽やかなんです。

口当たりは、とろんと甘アルほの苦味。甘味もアルコール感も最初からズドンと響きます。
甘味が最初からこんなにはっきりしてるのはちょっと珍しいですが、アルコール感に至っては自分史上いちばんのレベルでくっきりです。
でも、当然甘味もアルコール感もそれで収まるわけがなくて、そこからさらにズドーン！アルコール由来の苦味もしっかりあります。
なのになぜか爽やかで飲みやすくて美味しかった～。意味わかんないけど。

これは人気なのがわかりますね。高アルで、それがガンガンぶつかってくるのに、ちゃんと美味しいです。もちろんお酒を飲み慣れていない人に薦めるお酒じゃないけど、ちょっと強いお酒が飲める人なら楽しめると思います。

アテは、何を合わせても強烈甘アルで上書きしてくれるから、何が合うのか逆にわかりません。でも、だからこそ今まで誰とも合わなかった甘めの南瓜の煮付けとだって美味しくいただけました。

正確にはジブリじゃないけど例えると「カリオストロの城」の若き日のルパン。回想シーンで出てきた、ひとりで売り出そうと躍起になって、いきがってる青二才のルパンです。世界でわずか37台しか作られなかった伝説の超高級スポーツカー・ベンツSSKに乗り、派手に暴れちらかします。

好き度：★★★★

回想シーンにおいてルパンが掃除機で宝石を吸い込んでいますが、「ルパン三世」第1テレビシリーズ第16話『宝石横取り作戦』にルパンがバキュームカーのホースで宝石を吸い込むシーンがあります。#ルパン三世 #カリオストロの城 pic.twitter.com/b9cdFF95IR
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) 2020年11月20日