【澤乃井 無濾過生原酒】
フルーティー 高アルコールの 爽やかさ
お久しぶりの澤乃井さん。東京都青梅市・小澤酒造さんのお酒です。東京都とは言え、お蔵さんがあるのは青梅市の市街地よりももうちょっと奥。山あいの自然の多そうなあたりです。JR青梅線・沢井駅のすぐそばで、その地名が銘柄名「澤乃井」の由来になっています。
澤乃井さんを前回飲んだのは2年半前、1合瓶「蔵べる」シリーズの「男酒」でした。
今回いただくのは、3月の季節限定酒。ラベルに蟹が描かれてるけど、お蔵さんは海からけっこう遠いので、これは沢蟹かな?
それでは飲んでいきましょう。
香りほんのり爽やかアルコール。カドのない気持ち良いアルコール感と、アルコール由来の甘さと、控えめフルーティーな酸。アルコール感は強いけど良い感じですね。
口に含むと酸甘アル。リンゴ酸っぽいくっきり酸と、アルコール由来の糖の甘味と、最初からアルコール感がドンっ!その酸甘アルが広がって、アル感だけがさらに爆発します。これは高アル!! 後半出てくる苦味もアル由来な感じ。
温度が上がると苦味が立ってくるので、僕は雪冷え(5℃)の方が好き。裏ラベルを見たら、19度。ああなるほど高アルコール。アルコール感の強いお酒が苦手な方にはおすすめできません。でもアル感が大丈夫な方は飲んでみてほしいですね。パンチのあるモダンフルーティーなお酒でした。
ジブリで例えると「天空の城ラピュタ」のドーラの若い頃。ドーラの部屋の壁に肖像画が架かってるんですが、これがめちゃくちゃかわいい。でもいかにも勝ち気でパワフルな暴れん坊美少女です。
好き度:★★★★
ドーラの若い頃は綺麗😍 pic.twitter.com/6ivNJm7jXh
— ばんばん (@chie8m8) 2023年7月7日
【DATA】
蔵元:小澤酒造株式会社(東京都青梅市)
造り:本醸造 無濾過生原酒
精米歩合:65%
アルコール度数:19% ・・・ 高い!
製造年月:2024年3月
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