【たかちよ SEVEN】
ピリシュワと メロン果汁と 不思議なコク
お久しぶりの、ひらがなたかちよさん。お久しぶりと言っても1年ぶりなんですが、その後で高千代と髙龗と59Takachiyoとシン・タカチヨと髙龗と髙龗を飲んでるから、だいぶ久しぶりな気分です。
こちらのお酒、ラベルに書いてある正式名称は「豊醇無盡たかちよ扁平精米無調整おりがらみ生原酒SEVEN」なんです。長っ!!
贅沢な名だねとは思いませんが、あまりに長すぎるので、ここではお前は「たかちよ SEVEN」だよ。
ちなみに「豊醇無盡」って読めます? 僕は読めません。だから調べました。「盡」は「尽」の旧字体らしいです。全然違うやん!! って思うけど、そうなんだからしかたない。読み方は「ほうじゅんむじん」。「尽きることのない旨味」を表して蔵元が付けた造語だそうです。
ひらがなたかちよさんは、フルーティーなシリーズ。ラベルの色とテーマとなる果物が対応していて、こちらの緑ラベルはメロンです。
なお、けっこうたくさんの販売サイトを見てみたんですが、なんでSEVENなのかはわかりませんでした。なんだろ? 7号酵母とか?(追記:7月蔵出しだからというお話しを聞きました)
気になるけど、ひとまず飲んでいきましょう。いただきます。
香りは澱の甘酒米旨。不思議なコクと、奥にふんわりメロンの甘さ。
口に含むとピリシュワで、メロンの甘酸、米旨味。メロン果汁の甘味がぱああっと広がるのと同時に、不思議な旨コクほわわっと。
後味は、その甘コクがじんわり残り、ふわふわ自然に消えていきます。このコクはなんでしょう? 澱の旨味とわずかに穀物感。
ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」の千尋。前半のぐずぐず千尋じゃなくて、後半のしっかり千尋です。最初はリアルなぐずぐず小学生を描こうとしていた宮崎監督も、だいぶ千尋に感情移入してきて、かわいく描かれています。でもやっぱり不思議なクセがある。
好き度:★★★★
ハクに乗る千尋#千と千尋の神隠し #イラスト #ハク #千尋 #描いてみた #絵描きさんと繋がりたい pic.twitter.com/0b6LtG9br6
— キナコジジイ (@kinakozizii3150) 2024年1月20日
【DATA】
蔵元:高千代酒造株式会社(新潟県南魚沼市)
造り:無濾過生原酒 おりがらみ 扁平精米
アルコール度数:16% ・・・ 高め
製造年月:2024年6月
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