【蓬莱 純米吟醸 家伝手造り】
常温で 酸アルコールが くっきりツン
会社イベントでの蓬莱さん飲み比べ④。最後は、前にも飲んだ「家伝手造り」です。蓬莱さんの定番品ですね。よく見るやつ。
ちょうど、日本酒評価サイト・SAKETIMEさんに、杜氏の北場広治さんとこのお酒に焦点を当てた記事が載っていました。
記事によると
『ひだほまれを使った「家伝手造り」は味のバランスが良く、どんな食事にもよく合います。(中略)深い旨味があり、飛騨地域の方言でいえば「にぎやか」な味わいです』
『実は「良い意味で味が変化し続けている商品。先代や先々代の杜氏が飲んだら、怒られてしまうかもしれません」と、北場杜氏は笑います』
だそうです。
家伝と言いつつ、時代に合わせて味は変わってるんですね。その柔軟さも渡辺酒造店さんらしい。
ちなみにこのお酒も、Kura Master2022プラチナ賞、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023最高金賞をはじめ、数々の賞を獲得しているお酒です。
それでは飲んでいきましょう。
香りは甘アル、くっきりツン。
口当たり、酸味中心甘渋アル。そこから甘苦渋アルふくらんで、旨味も追いつき、アル感ツン。
後味酸渋ぐぐっと残り、アル甘含み香ぽわっと抜ける。
悪くはないんだけど、こちらも残念ながら常温になっていました。酸味とアルコール感が立っちゃってます。これもちゃんと冷やしていただきたいですね。味わいがしっかりしているから、ロックでも良さそう。
ジブリで例えると「紅の豚」のカーチス。キザな酸アルが立ってる感じ、最初に登場したシーンのカーチスですね。
好き度:★★★☆
#史上最高の対決が繰り広げられる映画
— オクターヴ (@TreeTre93040406) 2024年4月12日
「名声と金を運んでくる幸運のガラガラ蛇さ」
紅の豚vsカーチス pic.twitter.com/Au7biYqvll
【DATA】
蔵元:有限会社 渡辺酒造店(岐阜県飛騨市古川町)
造り:純米吟醸
原料米:ひだほまれ
精米歩合:55%
アルコール度数:16% ・・・ 高め
日本酒度:+3 ・・・ 辛め
酸度:1.4 ・・・ 普通
製造年月:2024年5月
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