こるね酒

原則毎日AM11時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。異論反論大歓迎。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

司牡丹 > 昼間からワイン傾けてる爺さんたち(紅の豚)[ジブリ酒]

司牡丹つかさぼたん 本醸造 古酒】

おだやかな 蜜甘旨苦 熟成酒

司牡丹

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司牡丹さんの飲み比べの3本目。最後は本醸造の古酒です。公式サイトによると「日本酒の古酒の入門酒として最適」とのこと。良いですね。期待。
さっそく飲んでいきましょう。

色は、古酒のイメージじゃないきれいな透明。
でも香りにはしっかり熟成感があります。

口当たり、やさしい蜜甘おだやかに。それがふくらみ、旨味もぼわん。奥にじんわり熟成苦味。乳酸酸味もじわじわ出ます。
後味ほんのり甘味だけ。でも熟成の風味は口いっぱいに残ります。

やっぱり熟成酒ですね。ただ、しっかり熟成感があって存在感もあるわりに、強くはなくてきれいです。美味しかった! クセもそんなにないので、確かに古酒の入門にぴったり。

ジブリで例えると「紅の豚」の、ガソリンを買うシーンで、昼間からワイン傾けてる爺さんたち。ポルコ「”さらばアドリア海の自由と放埒の日々よ”ってわけだ」→爺「それ、バイロンかい?」→ポルコ「いや、俺だよ。またな」のシーンです。この爺さんたち、年は取ってるし、世界恐慌で大変な時代のはずなんですが、飄々として実に楽しそうなんです。人生を楽しんでる感じ。

好き度:★★★★


©スタジオジブリ

司牡丹

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【DATA】
蔵元:司牡丹酒造株式会社(高知県高岡郡佐川町)
造り:本醸造 古酒
精米歩合:65%
アルコール度数:15~16% ・・・ 普通
日本酒度:+5前後 ・・・ 辛口
酸度:1.4前後 ・・・ 普通
製造年月:2024年6月

 

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