こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

月桂冠 > 風になる(猫の恩返し)[ジブリ酒]

月桂冠(げっけいかん) アルゴ 日本酒5.0】

やわらかい 酸味爽やか コクふわり

月桂冠 アルゴ

月桂冠 アルゴ
月桂冠 アルゴ
月桂冠
月桂冠

月桂冠さんの、星月夜星月夜スパークリングに続いて、9月23日に発売したばかりの大型新製品・アルゴです。低アルにめっちゃ力を入れまくってますね。テレビCMまでかけるという凄い気合。POPも付いています。

月桂冠
月桂冠
月桂冠


日本酒らしさのある低アルということで、どんなお酒なのか楽しみです。さっそく飲んでいきましょう。

色はわずかに黄味がかってます。
上立ち香、ひかえめやさしく蜜リンゴ。奥にかすかに玄米旨味。

口当たり、、、やわらかい!!
ちょっとびっくりするくらいのやわらかさの中に、リンゴと甘夏のやさしい酸味。それがふんわり広がりつつ、控えめ蜜フルーティーな甘味も現れます。最後にほわっと米コク旨。
苦味は全くないけれど、ブドウのような渋味が少し。

なるほど「爽やかな酸味と深いコク」。爽やか酸味はほんとにその通り。酸はあるけどやわらかくて、すぅっと吹き抜ける春風のよう。甘味は大きくはないけど、酒質をやわらかくしてくれています。コクは深いとまではいかないかな。でも、アルコール5%にしてはちゃんと日本酒らしいコクがあるし、バランスが良いです。5%でここまで仕上げるの凄い!

渋味の具合も良いですね。この渋味のおかげで、食事に合わせやすそうです。
ただ、酸味もあるから、和食にはちょっと難しそう。合わせやすいのは洋食です。中華も、味が濃すぎなければ大丈夫。肉料理にも良さそうです。

たっぷりきくらげと豚肉のネギ玉炒め
アテに作ったのは「たっぷりきくらげと豚肉のネギ玉炒め」。味のベースは創味シャンタンなんですが、砂糖も入ってほんのり甘く、豚肉の旨味もたっぷり。それをお酒の爽やかな酸がすっと流してくれます。うん、やっぱりアルゴさん、食中酒に良いですね。


美味しかったし、なによりとても興味深かったです。日本酒業界では低アル化の流れは数年前から顕著になっていますが、まだまだコアな日本酒ファンが対象という感じでした。でもアルゴの登場によって、その流れが一気に加速するとともに、普段日本酒を飲まない層にも広がるかもしれません。

他社の動向も気になります。菊正宗さんはほぼ同時期の9月9日に、ギンパックの低アルバージョン「キクマサブルー」(アルコール10%)を発売しました。こちらはまだ見つけられていないんですよね。でもめっちゃ楽しみ。去年リニューアルしてさらに美味しくなったギンパックの新製品だから、アルゴの強力なライバルになるんじゃないかと思います。とは言え今のところ、初手ではアルゴが一歩先行してるかな。キクマサブルーはまだ1.8Lと900mLのパックしかないから、早く180mLネオパックや300mL小瓶が発売されることを期待しています。
当然、他の大手メーカーがこれにどう追随してくるのかも楽しみですね。

また、難しいのは、低アルに振ってくると、ライバルが日本酒だけではなくなってくることです。同じ度数帯のビールやチューハイ、さらにソフトドリンクとも同列に比較されるようになるかもしれません。そこで怖いのは価格競争に巻き込まれること。アルゴは300mLで税別380円。星月夜は同税別500円。正直、これらの飲料よりも高いです。
アルゴは現状「アルコール5%の日本酒」を前面に出して訴求しています。これは現時点では正しいと思うんですよね。いちばんインパクトあるし。でも一段落したら、日本酒ならではの価値を訴求してビールやチューハイなどとの差別化を図る必要があると思います。

いろいろ考えられますが、ともあれ現時点では、アルゴに拍手を送ります。よくこの度数でこの味わいを実現できたと思います。美味しかった! ようやく店頭でも見かける機会が増えてきたので、まだ飲んでない方は、ぜひ一度飲んでみてください。


ジブリで例えると「猫の恩返し」の主題歌「風になる」。爽やかで元気が出る名曲。めっちゃ好き。なんなら映画本編よりも好きな曲です。

好き度:★★★★

月桂冠

月桂冠
月桂冠

【DATA】
蔵元:月桂冠株式会社(京都府京都市伏見区)
アルコール度数:5% ・・・ 低い
製造年月:2024年9月

 

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