こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

髙龗 > ハウル(ハウルの動く城)[ジブリ酒]

髙龗こうりゅう あか

甘苦が 華やかなのに やわらかく

髙龗

髙龗
髙龗
髙龗

約半年ぶりの髙龗さん。新潟県南魚沼市・髙千代酒造さんのお酒です。

そもそも髙龗って、知らなきゃ読めないですよね。コトバンクによると、高龗は「たかおかみ」と読み、『高は山峰を意味し、龗は水をつかさどる蛇体の神のこと。日本書紀に登場し、伊邪那岐命いざなぎのみことがその子 軻遇突智かぐつちを斬った時に、雷神・山神とともに出生した神』なんだそうです。あと、ニコニコ大百科によると冒頭にいきなり「龗とは、中二病患者御用達の漢字である」って書いてますwww
銘柄名の由来は、魚沼中条駅近くにある高龗(たかおがみ)神社。神聖な水の恵みを象徴する銘です。ちなみに高龗は、うちの環境だと「たかおかみ」で変換できます。

高龗シリーズは、「手頃な価格で高品質」を追求した普通酒のシリーズ。安くて美味しいお酒、めっちゃ助かります。今回のあかはシリーズの中のスタンダード。2022年に最初に飲んだ高龗さんがこの朱でした。
他にも、おりがらみのしろ、そして朱の季節限定生酒バージョン・あお、初夏の低アル・すいを飲んできました。このあたりの漢字の使い方も中二っぽくて好き。

久しぶりの髙龗 朱、楽しみです。それでは飲んでいきましょう。

香りはおだやか、ほの甘アル。控えめだけど良い香り。

口に含むとなめらか甘味。それがゆるゆる広がりつつ、気持ち良い苦味もほわり。
うまああああ。
シロップ甘味がやわらかいのが魅力的。酸はほとんどありません。甘味はけっこう広がって華やかさもあるけど、口の中ですぅっと溶けて、なめらかすぎて喉を通らずに消えていくみたい。
やっぱりめちゃくちゃ美味しいですね。これが一升瓶で税込2420円ってお得すぎる!

ジブリで例えると「ハウルの動く城」のハウル。甘いマスクのイケメン。物語後半ではいろいろ苦味も出てくるから、前半のハウルですね。甘くてカッコいい。

好き度:★★★★☆

髙龗

髙龗
髙龗

【DATA】
蔵元:髙千代酒造(新潟県南魚沼市)
造り:普通酒
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2024年10月


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