こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

宮の松 > シャルル(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

宮の松みやのまつ 純米酒七割磨き 火入】

力強い 甘旨どっしり クラシック

宮の松

宮の松
宮の松

 

はじめましてのお酒、宮の松さん。佐賀県西松浦郡有田町・松尾酒造場さんのお酒です。

松尾酒造場さん、情報が少ないんですよね。どうやら一度廃業して、2021年に復活されたようです。社長は上海の方との情報もありますね。

杜氏は、松尾酒造場さんで元々杜氏を務められていた井上満さん。2年前の記事の時点で、酒造り歴57年、杜氏歴37年、御年71歳(当時)の大ベテランです。中学卒業後から酒蔵に勤め、佐賀県内外の13の酒蔵を渡り歩き、一時期は3つの蔵を掛け持ちしたこともあるんだとか。凄い!

今回は、こちらの純米と、CONUNDRUMの2本飲み比べ。
こちらをいただいたのは、よく行く日本酒バー・正杜屋さん。マスターのインスタの「CONUNDRUMに衝撃を受けて酒屋さんの在庫を全部買い占めた」という投稿を見て飲みにきました。マスターがそれだけ気に入ったのだから、そりゃ飲まなきゃ。でもまずは、宮の松さんのスタンダードなお酒をいただきます。

香りはほんのり熟成の、甘さとくっきりアルコール。熟成感もあるんだけど、どこか爽やかなハーブ感もあって美味しそう。

口当たり、やわらかほのかな甘酸味。青いバナナとマシュマロ甘味。酸は乳酸クラシック。甘味とアル感ぽわっと開き、旨味渋味がどわっと寄せる。甘旨どっしりクラシック。


アテは、生ハムホットサンド。生ハムとチーズのしっかり味を、こんがり香ばしいトーストがちょうどよく中和してくれて、めちゃくちゃ美味しい。そしてお酒の甘旨アルが、さらにどわわっと開きます。

濃いから、たくさん飲むお酒じゃないけど、めっちゃ美味しかった。

ジブリで例えると「天空の城ラピュタ」のシャルル。ドーラの髭面長男です。脳筋マッチョだけど、甘さもしっかりあってちょっとかわいい。

好き度:★★★★☆

宮の松

宮の松
宮の松

【DATA】
蔵元:株式会社 松尾酒造場(佐賀県西松浦郡有田町)
造り:純米 火入
原料米:佐賀県産 さがびより
精米歩合:70%
アルコール度数:16% ・・・ 高め
製造年月:2024年10月

 

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