こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

甲子 > キキ(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

甲子きのえね 春酒 香んばし】

フローラル おだやかやさしく 爽やかに

甲子
甲子
甲子
甲子
甲子

またまた甲子さん。千葉県印旛郡酒々井町・飯沼本家さんのお酒です。10月以降で5本目。月イチで飲んでます。

飯沼本家さんの創業は元禄年間。1688年から1704年の間です。経済が発達し、町人文化が花開き、お酒の消費量も増えた時代。元々農業と林業を営んでいた飯沼家は、佐倉藩主の命で酒造りを始めます。当時の佐倉藩は江戸東方の要衝。石高は11万石で現在の千葉県域では最大でした。全国諸藩の中で最も多くの老中を輩出した重鎮です。佐倉では、前に飯沼本家さんから直線距離6kmほどのところにある(株)旭鶴さんの旭鶴 拾壱萬石というお酒もいただいています。

酒々井しすいという地名も面白いですね。親孝行息子の井戸から酒が湧いたという伝説が由来です。息子は毎日働いて銭を稼いでは父親に酒を買って帰っていて、稼げなくてお酒が買えなかった日に井戸から酒が湧くようになったというお話し。でも、父親になるとわかります。このお父さんは、お酒を飲むのが嬉しいんじゃなくて、息子がお酒を買ってきてくれることが嬉しいんですよ。そう思いたい(笑)

そんな地で飯沼本家さんは300年以上の歴史を紡ぎ、現在の社長は15代目の飯沼一喜さんです。
甲子と言う銘柄の由来は、立春朝搾りの投稿で詳しく解説したように、十干十二支の最初の年。でも、実はもうひとつ理由があります。飯沼家の第12代当主が生まれたのが甲子の年で、それを記念して命名したのだとか。よっぽど嬉しかったんでしょうね。おそらく1924年甲子園球場ができた年です。

今回のお酒は、春酒。このお酒、酒屋さんでは前から見かけていて気になってたんです。でも、ちょうど家にお酒がいっぱいあったりして毎年買い逃してました。それがいつものお店に置いてあったからようやく飲めます。ありがたい。

それでは飲んでいきましょう。

香りほんのりフローラル。やさしい花の香フルーティー。マンゴー・スイカとかすかにレモン。めっちゃ良い!

口に含むと春酒らしい、やわらか甘酸ぽわわっと。春の日差しのように、おだやかやさしく爽やかに。バナナとリンゴのフルーティー。後半に出てくる苦味もやわらかくて素敵。

めちゃくちゃ美味しいやん!! これまで飲んでなかったのを後悔しますね。
え?これアルコール16度!? アルコール感もやわらかくて、14度くらいに感じます。めっちゃ飲みやすい。


アテは、自家製タコキムチと、自家製焼売。どちらもめちゃくちゃ美味しくて、お酒の旨味もふわっと立ちます。甘いお酒なんだけど、苦味が食事と合いやすくしてくれていますね。

ジブリで例えると「魔女の宅急便」のキキ。やわらかかわいい爽やか少女。苦味もあるけどそれもやわらかい。

好き度:★★★★☆

甲子

甲子

【DATA】
蔵元:株式会社 飯沼本家(千葉県印旛郡酒々井町)
造り:純米大吟醸 生酒
原料米:麹米/山田錦、掛米/美山錦
精米歩合:50%
アルコール度数:16% ・・・ 高め

 

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