【ゆきのまゆ 純米大吟醸 生酒】
酸中心 とてもやわらか とろとろりん




こちらも、昨日に続いてある意味はじめましてのお酒、ゆきのまゆさん。
"ある意味"というのは、この子は前にも飲んだ「醸す森」が、昨年2024年10月に改名したお酒だからです。新潟県中魚沼郡津南町・苗場酒造さんのお酒。他にも「Sma pon.」とか、苗場山の猫バージョン「
実は、「醸す森」というのは、このお酒を共同開発した 新潟県十日町市のホテルの名前なんですよね。商標も、そのホテルを経営する会社が持っています。まあ、いろいろやりにくかったんでしょうね。他のホテルに置いてもらいにくいという噂も聞きましたし。とは言え、トラブルの噂は聞かないので、ちゃんとスジを通して円満に改名したんじゃないでしょうか(と願います)。
この子は、持ち寄り日本酒会に、僕が持ち込みました。
実は、前に飲んだ「醸す森」は、めちゃくちゃ酸っぱくて、苦手だったんです。でも、醸す森さんって人気は高いから、リベンジはしておきたかった。前回は純米吟醸だったから、できれば純米大吟醸で。でもお店にはなかなか置いてないんですよね。そういうわけで、買ってきました。
(好みじゃなかったらみんなに飲んでもらえばいいやっていうのはナイショです)
醸す森から引き続き、ゆきのまゆも造り方がかなり特殊。一段仕込みで袋吊りです。
通常のお酒は、酒母を造った後、3回に分けてお米と水を足していきます。それが三段仕込み。一段仕込みはそれが1回だけ。1回だけだからラクなのかと思ったら、一発勝負で後からの取り返しができないし、逆にコストもかかってしまうのだそうです。前回はそれで酸が暴れちゃったのかな。
袋吊りとは、搾る前の
それでは飲んでいきましょう。
口当たり、とろとろりんとなめらかに。密度が高く、やわらかく、含んだ瞬間酸味がぽわんと広がります。その酸を中心に、甘味もしっかりやわらかく。
酸味は乳酸クエン酸。完全に酸味中心だけど、酒質がとてもなめらかで、豊かな甘味が印象をよりやわらかくしてくれます。とにかくやわらかいくて、美味しい!
アテで合ったのは、タコキムチ。タコの旨味としっかり辛味。それをお酒のやわらか甘味で包んで、酸で爽やかに切ってくれます。
ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」のオオトリ様。ひよこみたいな神様です。いかにもやわらかそう。すし詰め状態でお風呂に入ってるのもかわいい! ちゃんとドライヤーで乾かした後にモフモフダイブしたい!
好き度:★★★★
湯船の量を間違えてたらしく独りオオトリ様してた pic.twitter.com/XuTy1KvIq4
— もかちゃ @VRC (@moca_018) 2025年3月3日




【DATA】
蔵元:苗場酒造株式会社(新潟県中魚沼郡津南町)
造り:純米大吟醸 無濾過生原酒 一段仕込み 袋吊り
原料米:五百万石、こしいぶき
精米歩合:50%
アルコール度数:14% ・・・ 低め
日本酒度:-18 ・・・ 大甘口
酸度:2.8 ・・・ 高い!
アミノ酸度:1.5 ・・・ 普通
生産年月日:2025年1月16日
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