【鳴門鯛 純米 巴】
なめらかで くっきりアル飛ぶ クラシック



しばらくぶりの鳴門鯛さん。徳島県鳴門市・本家松浦酒造場さんのお酒です。
いきなり違うお酒の話で恐縮なんですが、鳴門鯛さんと言えば、ちょうど現在「法改正により『販売禁止』で封印された"霧造り"を20年の時を経て大古酒として復活」というクラウドファンディングをされています。これがめっちゃ面白い!
"霧造り"というのは、「純米生原酒に超音波振動を当てて霧状に変化させ、さらにマイナス20度で滴化し、凍結寸前に採集する」という製法なんだとか。なんだそれ面白い!! この方法で、雑味の元となる重たいタンパク質や脂質を除いて、アルコールや香気成分だけを集めることができるんだとか。めっちゃ面白い。しかもこれ、工学部出身の先代蔵元が自ら超音波分離装置を設計開発したそう。
ただ、このお酒、2000年~2006年まで発売されていたんですが、2006年の酒税法改正で「清酒のアルコール度数は22度未満」と定義されてしまいます。そしてこの製法は蒸留にあたるのではないかという論争も起こったそう。そうして、このお酒は文字通りお蔵入りになってしまいました。
今回のクラウドファンディングは、その20年近く寝ていたお酒を販売する企画。当然、売切御免ですし、二度と販売されない可能性が高いお酒です。クラウドファンディングは既に1447%と目標額を大幅に超える大成功を収めていて、残り本数も現時点既に73本になっています。気になる方はぜひ見てみてください。
というわけで、全然別のお酒の話題から入りましたが、今回のお酒は「純米酒 巴」。巴は、テロワールを意識して徳島県産米を扁平精米で削った、定番シリーズ。やっぱり定番は飲んでおきたいですね。
それでは、いただきます。
香りほんのり甘旨アル。クラシックタイプで、おだやかな香りです。
口に含むとくっきりと、米甘苦のクラシック。その甘苦アルがふくらんで、しっかり旨味も出てきます。そしてアルコールがぽわああっと飛ぶ。
味わいはなめらかだけど、アルコール感がくっきり力強い。なるほど、淡泊なのにしっかり身が締まっている鳴門の鯛のよう。
ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」のハク。顔も所作もきれいなイケメンで、キリっとした表情がカッコいい!
好き度:★★★★
#毎日イラストUPチャレンジ #イラスト#イラスト企画
— HANI. 【illustrations】 (@haniwamw) 2022年6月13日
No.18
千と千尋の神隠し
ハク pic.twitter.com/GkmIOGK5I9


【DATA】
蔵元:株式会社 本家松浦酒造場(徳島県鳴門市)
造り:純米酒
精米歩合:65%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月日:2024年5月7日
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