こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

巻機 > かぐや姫(かぐや姫の物語)[ジブリ酒]

巻機(まきはた) AKATSUKI 無濾過生酒】

爽やかな モダンの中から クラシック

巻機

巻機
巻機
巻機

はじめましてのお酒、巻機さん。やっと飲めた!!!
巻機は、新潟県南魚沼市・髙千代酒造さんのお酒。こないだ59Takachiyoを飲んだ時に「巻機飲みたい」って言ってたんですが、さっそく会えるなんて!

髙千代酒造さんは、お酒のタイプによってブランド名を変えています。今回せっかく揃ったので、ここでまとめてみましょう。

①高千代
まず基本の漢字高千代は、クラシックタイプ。全て純米規格で、辛口のものが多いです。漢字高千代の80%は、新潟県内のみで販売されています。

②豊潤無盡たかちよ
一方のひらがなたかちよは、モダンフルーティー。いちばんよく見かけるシリーズですね。こちらも全て純米規格。果実酒・リキュールは造らないというのが高千代酒造さんのコンセプトなんですが、「清酒で果実酒を超える」「清酒離れやアルコール離れしてきた若年層への挑戦」を使命に、日本酒ユーザーを増やす・0杯から1杯へを目的としたシリーズです。まあ、若年層とは言えない僕も大好きなんですけどね。ラベルの色はテーマとなった果物の色をイメージされています。ちなみに、無盡の読みは「むじん」。「盡」は「尽」の異体字で、無盡は「尽きることない・果てしない」という意味です。読めないですよねえ。


③59Takachiyo
アルファベットTakachiyoは、公式の説明によると、②ひらがなたかちよの発想を「少し大人に」「少しリッチに」「少し日本の文化に触れてみたい」をテーマの主軸とし、海外からの目線も意識して作り上げたブランド。全て純米規格。基本は、扁平精米59%・協会1801号酵母純米吟醸無調整生原酒という共通の造りで、お米の違いを楽しむシリーズです。ただ、精米歩合65%赤色酵母のものや、精米歩合38%の純米大吟醸スペックなど、これに当てはまらないものもあります。海外を意識しているから、ラベルには英語の説明も載っています。


④シンタカチヨ
漢字・ひらがな・アルファベットがあったから、そのうち発売されるだろうと思ったらやっぱり出てきたカタカナタカチヨ。ただ、どういうコンセプトになるのかなと思ってたんですよね。そしたら、まさかの昼飲み特化型。②ひらがなたかちよの進化版で、12度の低アルコールです。ひらがなたかちよよりも甘味があって、軽快なのに濃醇。酸が強い印象です。これも純米規格。

髙龗(こうりゅう)
ここまで全て純米でしたが、唯一のアル添が髙龗。銘柄名の由来は、魚沼中条駅近くにある髙龗(たかおがみ)神社(木六神社)。コトバンクによると、高龗は『高は山峰を意味し、龗は水をつかさどる蛇体の神のこと。日本書紀に登場し、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)がその子 軻遇突智(かぐつち)を斬った時に、雷神・山神とともに出生した神』なんだそうです。あと、ニコニコ大百科によると冒頭にいきなり「龗とは、中二病患者御用達の漢字である」って書いてますwww。商品名も、(あか)(あお)(しろ)と中二っぽい。ちなみに僕の環境では「たかおかみ」で変換すると髙龗が出てきます。低価格なのに高品質な「高級普通酒」がメインですが、全国新酒鑑評会出品用の大吟醸規格高級酒もあります。


巻機(まきはた)
そして、今回の巻機は、テロワールを意識したシリーズ。テロワールとは、元々はワイン業界の用語で、特定の土地の自然環境やその土地で育った農作物の個性を指す言葉です。髙千代酒造さんがあるのは、日本百名山にも選ばれている巻機山の麓で、仕込み水は巻機山の伏流水。原料米も全て南魚沼の自社・契約農家のものを使っています。こちらも全て純米規格。

これ以外に、シリーズではありませんが、試験醸造「CUSTOM」もあります。


ちなみに髙千代酒造さんの公式Xには、ブランドの違いを説明した画像がトップに固定されています。今回はその説明を参考に大幅に追記しました。

 

さて、例によって前置きが長くなりました。それでは巻機さんを飲んでいきましょう。
今回のお酒は、巻機の春酒です。

香り米旨おだやかフルーティー。クラシックな米旨の中からマスカットのフルーティーさがふわり。

口に含むと酸ほの甘と、爽やかほんのり微炭酸。フルーティーでやわらかくて、奥行きのある酸甘がぽわっとふくらみ、香りとは逆にその中からクラシックなお米の旨味がじわり。うん、美味しい。

含み香は、モダンフルーティーとクラシックが同居した爽やか酸旨。後味は旨味はそれほど残さずに、爽やかなままの酸甘渋。


アテに選んだのは、牛とチーズのムース。かなり細かいひき肉に、チーズの旨味と控えめ味噌醤油。うまっ!! これ、300円!? こちらの立ち飲み、いつ来ても価格がバグってるんですが、今回も凄いです。

ジブリで例えると「かぐや姫の物語」のかぐや姫。かわいいし、男を惹きつけるんだけど、実はそれほど甘くないし、芯がしっかり。

好き度:★★★★

巻機

巻機
巻機

【DATA】
蔵元:髙千代酒造株式会社(新潟県南魚沼市)
造り:無濾過生酒 扁平精米 マイクロバブル洗米
原料米:新潟県南魚沼産 五百万石・たかね錦
アルコール度数:14% ・・・ 低め
酵母:協会901号酵母
製造年月:2025年2月

 

関連記事:

 

←投票リンク踏んでいただけると、とても嬉しいです。

ブログランキング・にほんブログ村へ