こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

北冠 > 本庄(風立ちぬ)[ジブリ酒]

北冠(ほっかん) 純米吟醸

なめらかな 旨酸渋の クラシック

北冠

北冠
北冠
北冠
北冠

はじめましてのお酒・北冠さん。栃木県栃木市北関(ほっかん)酒造さんのお酒です。社名と銘柄名で、読みは同じなのに字が違うんですね。楯の川酒造さんの楯野川や、森島酒造さんの森嶋みたい。

そんなお蔵さんがあるのが、栃木県栃木市というのも面白い。栃木県の県庁所在地は宇都宮市ですよね。それとは別に栃木市もあるんです。県と同じ名前なのに県庁所在地じゃない理由は、1871年廃藩置県時にまで遡ります。廃藩置県が行われた当初、この地は、現在の栃木県南西側の栃木県と、北東側の宇都宮県に分かれていました。それが合併して栃木県になり、当初は栃木町(現在の栃木市)が県庁所在地となります。しかしその後、宇都宮町(現在の宇都宮市)に県庁が移転。詳しくはWikipediaの「栃木県庁の移転」という項目をご覧ください。めちゃくちゃ詳しく載ってます。

ちなみに、市の名前が県と同じなのに県庁所在地じゃない市が、全国にあと2つだけあります。それが、山梨県山梨市(県庁所在地は甲府市)と、沖縄県沖縄市(同・那覇市)。ただ、この2市については合併の結果の新市名なので、栃木市のようなごたごたはないようです。

さて、話しは戻って北関酒造さんは、昭和48年(1973年)創業。従業員数は2024年4月現在で40名とのことなので、けっこう大きいですね。メイン銘柄・北冠の他に、「北酒場」というパック酒も造られています。

今回のお酒は、帝松さんに続いての「蔵べる」。
「蔵べる」シリーズは、三菱食品がプロデュースする日本酒一合瓶のシリーズです。全て同じ緑色の共通瓶で、全国25の酒蔵が参加しています。飲んでないのは、これであと2銘柄。いよいよ完走が見えてきました。


それでは、飲んでいきましょう。

色はわずかに薄褐色。製造年月は2024年4月で、11カ月経ってますからね。
香りは穀物旨アルふわり。予想通りのクラシック。香りからはあんまり熟成感は感じません。

口当たり、なめらかほの旨やわらかく。旨味がほんわり膨らむ奥から、乳酸苦渋現れて、最後にぐいっと寄せてくる。含み香あんまり広がらず、しっかり渋アル後味じわわ。
甘味はわずかにシロップ感の、旨酸渋なクラシック。色は付いていたけど、やっぱり熟成感はそれほど感じませんね。


アテは、ガリバタトマトパスタ。トマトの旨味が合うんじゃないかという読みで、あえて洋食で合わせてみました。それが正解。お酒の渋味をバターが中和して、旨味がほわん

ジブリで例えると「風立ちぬ」の本庄。主人公・二郎の親友にしてライバルの、優秀な技術者です。渋いイケメンで、常識人。主人公よりカッコいいですね。

好き度:★★★☆

北冠

北冠
北冠

【DATA】
蔵元:北関酒造株式会社(栃木県栃木市)
造り:純米吟醸
精米歩合:60%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2024年4月

 

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