【五橋 純米吟醸 西都の雫】
モダン酸 旨クラシック 食中酒


昨日レポートした、唎酒師が100本から選んでくれる日本酒テーマパーク・Yodobloom SAKE。まず1杯目は、お久しぶりの五橋さん。山口県岩国市・酒井酒造さんのお酒です。Yodobloom SAKEについては↓こちら
酒井酒造さんは、明治4年(1871年)創業。五橋という銘柄名は、日本三名橋や日本三大奇橋に数えられる5連の木造アーチ橋・錦帯橋に由来します。

こちらが、写真素材サイト・PhotoACからお借りした錦帯橋の写真。
ちなみに、日本三名橋は、錦帯橋・東京の日本橋・長崎の眼鏡橋というのが一般的。日本三大奇橋の方は、錦帯橋・山梨の猿橋・富山の愛本橋または長野の木曽の桟または徳島のかずら橋。まあ、諸説あるのはよくあることですね。
酒井酒造さんがあるのは、錦帯橋から直線距離で3.4kmほど下流の、海に近い場所。川の対岸には雁木を醸す八百新酒造さんがあります。井戸から汲んだ仕込み水は錦川の伏流軟水。硬度1.6mg/Lという超軟水です。硬度とは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を表す数値。WHO(世界保健機関)の基準では、
・0~60mg/L:軟水
・60~120mg/L:中軟水
・120~180mg/L:硬水
・180mg/L以上:非常な硬水
とされています。ソフトウォータークラブの全国都道府県別・平均硬度ランキングによると、日本の全国平均は60mg/L。1.6というのがどれだけ軟らかいのかがわかります。凄い!
酒井酒造さんはお米にもこだわっていて、自社で農業生産法人を立ち上げて米作りされています。それ以外の原料米もすべて山口県産なんだとか。今回のお酒は、山口県の酒造好適米・西都の雫が75%、山田錦が25%。麹米が山田錦なんですかね?
酵母は、協会1801号酵母と山口県独自の山口9E酵母とのブレンド。山口9E酵母は発酵力が高いのが特徴なんだとか。
この日は最初の2杯として、五橋さんと鳴門鯛さんのLEDを提案してもらいました。LEDは甘口と聞いていたので、まずは五橋さんからいただきます。
上立ち香、青いバナナのフルーティー、アルツンほのかなお米の旨さ。
口当たり、ほのかな酸のフルーティー。そこからしっかり米旨苦、じんわりぐぐっと広がります。
後味は、じんわり苦味が心地良く。
香りから予想したよりもドライですね。単体で飲むよりも食中酒として映えるタイプ。爽やかモダンとしっかりクラシックが両方あって楽しいお酒でした。
和食でも洋食でも合わせやすそうです。僕のレシピで合わせるなら、和と洋の中間で「しめじと豚の和風簡単味噌パスタ」なんか合いそう。お、このレシピ、いま見たらクックパッドの「パスタ 豚肉 シメジ」レシピで2位になってますね。細かいカテゴリだけど嬉しい。
ジブリで例えると「風立ちぬ」の本庄。脇役だけど超優秀だし、主人公の二郎よりも見識が広いです。
好き度:★★★★
特に好きな作品というわけではないけれど、宮崎アニメの中で『風立ちぬ』は宝塚化しやすい気がする。本庄役が月城かなとだったら、猛烈に似合う気がするし猛烈に見たい。 pic.twitter.com/GAaSh3t3f3
— みこと (@1789moon_cloud) 2019年2月22日



【DATA】
蔵元:酒井酒造株式会社(山口県岩国市)
造り:純米吟醸
原料米:山口県産 西都の雫75%、山口県産 山田錦25%
精米歩合:55%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
日本酒度:+3 ・・・ ちょい辛
酸度:1.7 ・・・ 高め
アミノ酸度:1.1 ・・・ 低め
酵母:協会1801号酵母+山口9E酵母
製造年月:2025年3月
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