こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

大倉 > ドーラ(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

大倉(おおくら) 特別純米 協会1号 あらばしり 無濾過生原酒】

変態か 変態じゃないか 温度次第

大倉

大倉

8ヶ月ぶり、どれを飲んでも変態で、全部美味しい大倉さん。奈良県香芝市・大倉本家さんのお酒。美味しいし特徴的だから、大倉さんの飲んだことないお酒を見つけたら、とりあえず飲みたくなりますね。

しかも今回は、協会1号酵母のお酒。1号酵母と言えば、櫻正宗さんの酒母から分離された酵母。当時は最も優れた酵母として、大正5年から昭和10年(1916~1935年)の間、日本醸造協会から頒布されていました。1号酵母って、櫻正宗さん以外はソガベさんでしか飲んだことないんですよね。どんな感じか楽しみです。そして、櫻正宗さんは他にも面白いエピソードが満載です。

それではさっそく、飲んでいきましょう。まずは雪冷え(5℃)で。

上立ち香、大倉らしいクセ酸甘、、、のはずなんだけど、おとなしい? むしろ清楚な感じできれい。

口当たり、するっとほの酸おとなしく。そこから味わい全体がきれいにふんわり膨らみます。確かに大倉さんらしい酸旨。なのに変態じゃない。なんで??? そしてめっちゃ美味しい。

ん? 温度が上がってきたら、大倉らしさがどんどん強くなってきた。酸の奥からクセ旨苦。やっぱり大倉さんだった。ちゃんと変態。そして雪冷えも常温もどちらもめちゃくちゃ美味しい。これ、もしかして燗もいける?

思いついたからには、やってみたい。おかわりでぬる燗(40℃)にしてもらいました。甘酸ぽわっと鮮やかで、旨苦じんわりふくらんでくる。苦味は少しおさまって香りも酸甘やわらかふわり。
うっまああああ。ぬる燗がベストでした。

日本酒の味わいって温度によってけっこう変わるものです。でもこれは変わりすぎて面白い!! そしてめちゃくちゃ美味しい!


アテに選んだのは、沖縄風ポーク玉子。スパムの効いた、良い意味でジャンクな濃い美味しさ。それにお酒が負けずに甘旨がしっかり。

ジブリで例えると「天空の城ラピュタ」のドーラ。雪冷えはかわいい少女ドーラ。常温は劇中ドーラ。ぬる燗は映画の物語後、引退して丸くなったドーラという感じです。

好き度:★★★★☆

大倉
大倉
大倉

大倉

【DATA】
蔵元:株式会社 大倉本家(奈良県香芝市)
造り:特別純米 無濾過生原酒 あらばしり
原料米:熊本県産 神力
精米歩合:70%
アルコール度数:16% ・・・ 強め
日本酒度:±0 ・・・ 普通
酸度:4.3 ・・・ 高い!
酵母:協会1号酵母
製造年月:2025年2月

 

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