【玄宰 特別純米】
2日目に うってかわって フルーティー




東京旅行を終えて、帰りの新幹線。東京から帰る時って、やっぱり関西ではなかなか売ってないお酒を買いたいと思うものですよね。ね。
というわけで、今回買ったのは、玄宰さん。福島県会津若松市・末廣酒造さんのお酒です。玄宰は、元々は全国新酒鑑評会に出品される最高級酒の銘柄名でした。こちらは、その名を冠した特別純米酒です。
末廣酒造さんは、嘉永3年(1850年)の創業。長らく創業からの「嘉永蔵」で酒造りをしていましたが、1993年に
その嘉永蔵で本格的な酒造りを再開し、特約店限定酒としてリブランディングされたのが新たな玄宰さんです。そして、この嘉永蔵の方は8代目蔵元である新城大輝社長が自ら杜氏となって酒造りを主導されています。
玄宰シリーズのコンセプトは「会津を醸す」こと。銘柄名の由来は、江戸時代の会津藩家老・田中
今回、玄宰さんを選んだのは、仲良くしていただいている、れーむだっくさんの今期イチオシのお酒だから。噂は聞いていたんですが、愛知県より西には特約店がないんですよね。そりゃ買って帰るしかないでしょう。しかも東京駅には、おあつらえ向きに特約店のはせがわ酒店さんがあります。そりゃもう買いますよ。さっそく帰りの新幹線の中でいただきます。
開栓は、購入から20分後、新幹線が東京駅を出発した後。お店では冷蔵棚に並んでたんですが、あんまり冷えてませんね。ほとんど常温です。ちょっと不安を抱えつつキャップカバーを外すと、栓が勝手に浮いてきます。怖っ! でもなんとか無事に開栓。よかった。新幹線の中で爆発したら大参事ですからね。
それでは、いただきます。
香りはドライな酸苦クラシック。少し固そうです。
口当たり、ほのピリしゅわっと微炭酸。硬質しっかり苦酸旨。酸がパカンと広がって、一歩遅れて苦旨ずどん。うーん、これ、苦味が強すぎない? 正直、そこまで好みじゃない感じ。
でも、ここで判断するのは早計です。なんとなく、少し放置したら化けそうな予感がありました。れーむだっくさんが激推しするくらいのお酒ですしね。
というわけで、2日目。
開栓は、ボンっと派手な音。え?なんで? しっかり冷やしたのに常温だった初日よりも元気やん。香りも少し変化して、苦さがおとなしくなってます。
口当たり、微炭酸の陰にクエン酸が、小さくくっきり爽やかに。それがぽわっとはじけて、その後ろからバナナの甘味がじゅわっ。含み香にはバナナとメロンがはっきりいます。
おおっ! 初日とはうってかわってフルーティー。そして爽やかで気持ちの良いアルコール感。後味の苦味もおとなしくなっています。
うっま!!
めっちゃ美味しい。うん、これは推せる! 常温だと香りに少し生臭さも出るので、しっかり冷やしていただく方が良いですね。
8日までちびちび飲みましたが、どんどん甘味がとろんとなってきます。うんめええええ!

合わせて作ったアテは、しめじのウマウマ簡単トマト煮。トマトのしっかり旨味で、お酒の風味がブーストされます。苦味は消えて、旨甘酸がバランスよくほわあっ!! これ、超簡単に作れてめっちゃ美味しいのでおすすめです。お酒にも合いますよ。
ジブリで例えると「思い出のマーニー」の主人公・杏奈。登場時はめっちゃ苦味があるけど、どんどん甘くなっていき、「あなたが好きよ!」とか言っちゃいます。
好き度:(初日)★★★☆ → (2日目)★★★★☆
杏奈のコスチューム。
— 米林宏昌 (@MaroYonebayashi) 2020年3月18日
マーニーに比べるとずいぶん地味…
僕が描くと男の子になっちゃうけど、安藤さんが描くと微妙なラインで女の子になってるから不思議。
服装や髪型でもだんだんと開放的になっていくのを表している。 pic.twitter.com/kao0R9gaEI



【DATA】
蔵元:末廣酒造株式会社(福島県会津若松市)
造り:特別純米
原料米:会津産 夢の香(かおり)
精米歩合:55%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2025年6月
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