こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

二兎 > マルクル(ハウルの動く城)[ジブリ酒]

二兎(にと) 純米 Satin(サテン)

米甘旨 アル感しっかり 13度

二兎

二兎
二兎

京都の名店・酒呑にし川さんの4杯目は、お久しぶりの二兎さん。愛知県岡崎市・丸石醸造さんのお酒です。好きな銘柄なのに2年ぶり。まあ、その間に、別銘柄の「まるいし」「三河武士」は飲んでるんですけどね。あと、関係ないけど関谷醸造さんの「二豚(にとん)も飲んでます。

丸石醸造さんは元禄3年(1690年)創業の老舗。古すぎて定かではないそうですが、丸石の由来は、創業の地に丸い大きな石があったからだとか。なんか安直でかわいい由来。
一方、二兎の由来は「二兎追うものしか二兎を得ず」。「味と香、酸と旨、重と軽、入りと後味、シンプルさと複雑味…など。二律背反するように思える二つのコトガラを、最高の味わいになるようにバランスを追求し、美味しさを追い求めた」という銘柄です。こちらは野心的でカッコいい!

今回のお酒は「サテン」。布地の名前ですね。サテンは、朱子(しゅすおり)という方法で織られた布地の総称。絹やポリエルテルや綿など様々な素材のサテンがありますが、どれも光沢感のあるサラサラ滑らかな、高級感のある布地です。
このお酒は、その布地の名前を冠した「サテンのように滑らかにバランスの取れた極上夏酒」なんだとか。それは楽しみ。さっそくいただきましょう。

香りはほわんと米甘旨。

口に含むと甘ほの旨。お米シロップのまろやか甘味が最初からぽわんと現れ、やさしい旨苦がそれを支えて豊かにぽわわ。一口目から美味しいお酒。13度なのに意外にアルコール感がしっかりしています。

 

アテは、魚の竜田揚げに合わせると、お米の甘旨ふんわりと。いぶりがっこクリームチーズに合わせると、苦アルをツンっと引き出します。ひとつ前の天宮さんと逆!面白っ! いぶりがっこクリチより、クリームチーズだけの方が合いますね。でも最強は、やっぱりレモン。レモンの酸がお酒のやわらか甘味を引き立てます。
・・・今回、アテはこの2品だけでおなかいっぱいだった。

ジブリで例えると「ハウルの動く城」のマルクル。城に住み込んでるハウルの弟子の男の子です。子どもだけどしっかりしていて、妙な老成感があります。それがまたかわいい。
ちなみに、原作のマルクルは孤児になったところをハウルに拾われた15歳の少年なんだそうです。それはそれで気になる!

好き度:★★★★

二兎

二兎

【DATA】
蔵元:丸石醸造株式会社(愛知県岡崎市)
造り:純米 原酒
原料米:萬歳
精米歩合:70%
アルコール度数:13% ・・・ 低い

 

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