【AKIRA 有機純米酒】
どっしりで 意外にきれいな 熟辛口





はじめましてのお酒、AKIRAさん。石川県金沢市・中村酒造さんのお酒です。
中村酒造さんは、文政年間(1818~1831年)創業。江戸後期ですね。メイン銘柄は「金澤中村屋」や「日榮」。本社は金沢市ですが、製造所は金沢の隣の
なんか、字面が好きなんですよね、野々市市。そして実はこの市、ただ者じゃありません。野々市市は、東洋経済オンラインの全国総合住みよさランキング2023において、全国812市区の中で1位を獲っている市なんです。他の年ももちろん上位。買物環境などを表す利便性が、全国8位という驚異的な順位(1~6位までは東京)。面白いのは字面だけじゃなかった!
なお、「市」が付く市は他に、三重県四日市市や広島県廿日市市、千葉県に市川市と市原市があります。市川市の字面も良いですね。さらに、兵庫県には南あわじ

でもこれ、ちゃんとあるんですよね→「兵庫県南あわじ市市市」の郵便番号
閑話休題。
今回のお酒は、100%有機栽培米を使ったお酒。日本・アメリカ・ヨーロッパの3地域でオーガニック認証を取得しているというから、気合が入っています。
その原料米を作っているのは、日本を代表する有機農家・(株)金沢大地さん。日本最大規模の約180haという広大な農地で、米・大麦・小麦・大豆・蕎麦・ブドウなどを有機栽培しているオーガニックファームだそうです。
AKIRAというのは、金沢大地の井村辰二郎社長のお父さんで、長年米作りをされてきた井村
・・・確かに「AKIRA」だと世界に通用した作品を連想させますね。
こいつは金田だ
— はち🐲 (@hachi2525) 2021年2月2日
AKIRAじゃない
念の為言っておく#AKIRA pic.twitter.com/M90gRKE8im
それでは、飲んでいきましょう。
色はけっこうくっきり黄色。なかなか色づいてますね。熟成かな?
香りははっきり熟成の、穀物感ある旨さと酸。コクと苦さもしっかりあります。やっぱり間違いなく熟成していますね。
口当たり、なめらかだけど、くっきり酸。乳酸中心熟成酸で、それがぽわっと広がりつつ、旨苦アルもじわじわと。
これはどっしり熟辛口。重みを感じる熟成感。っと思わせておいて、後半は酸がすうっと引いていきます。後味も、じんわり旨味をやさしく残し、ふわっときれいに消えていく。おお? 予想外にきれい!
燗映えするかと思って少し試してみたけど、燗にすると酸が立ちますね。僕はキンキンに冷やした雪冷えの方が好き。


合わせたアテは、チーズ盛り合わせ。麹チーズの特集をした時のものです。麴チーズと、エメンタール、ミモレット、パルミジャーノレッジャーノ、カマンベール。いちばん合ったのは、やっぱり旨味の強い麴チーズでした。でも、他のチーズも良い感じです。
それと、チーズなめろうにも合わせてみました。ほんのり魚の生臭さを、お酒の酸がきれいに切って、奥からお米の旨味がふわわ。これも素晴らしいペアリング。
でもいちばん合ったのは、例によってレモンでした。ほとんどなかったお酒の甘味を引き出して、お酒をやわらかくしてくれます。うんまい。
ジブリで例えると「風の谷のナウシカ」のゴル。城オジ5人衆の中ではミトに次いで出番のある、「わしらの姫様はこの手を好きだと言うてくれる」の人です。しっかり地に足がついていて、働き者のごつごつしたきれいな手をしています。
好き度:★★★☆
仕事上どうしても手が汚れることが多く洗っても落ちない時があって、汚な!って言われた時に風の谷のナウシカのゴルとギックリの言葉を使いたいんだけどなかなかその場面に遭遇しない pic.twitter.com/O8w4NchFJR
— ヨシヒト (@yoshihitoCC) 2023年10月21日


【DATA】
蔵元:中村酒造株式会社(石川県金沢市)
造り:純米酒
原料米:金沢大地生産契約栽培有機米
精米歩合:70%
アルコール度数:14% ・・・ 低め
製造年月:2025年5月
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