こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

笹一 > 二郎の母(風立ちぬ)[ジブリ酒]

笹一(ささいち) 純米大吟醸 甲州夢山水 無濾過生原酒】

やわらかい お米の旨甘 上品に

笹一

笹一
笹一
笹一

はじめましてのお酒、笹一さん。山梨県大月市笹子町・笹一酒造さんのお酒です。この銘柄ははじめてだけど、4年半前に特約店限定酒・(だん)をいただいています。美味しかった!

笹一酒造さんは、寛文元年(1661年)創業。お蔵さんのある笹子は、甲州街道最大の難所・笹子峠の入り口にあります。甲州街道は、現在の国道20号線に引き継がれていますが、笹子峠があまりにくねくねしてるので、20号線も笹子峠を避けているくらい。

笹一さんの「笹」は、かつて宮中で使われていた女房言葉で「酒」のこと。だから、日本酒の銘柄には以外に笹が付くものがいくつもあります。笹正宗とか笹祝とか。そして、笹一さんはその酒の日本一になるという想いで付けられた名前。ロゴの「笹一」を囲んでいるのは、三種の神器のひとつ・八咫の鏡の図案です。野心的で良いですね。

その心は酒造りにも表れています。笹一酒造さんは、2013年に大量生産方式の設備を全廃し、高品質なお酒を造る蔵に転換。かなり思い切りましたね。現在は、日本酒を中心に、ブドウの栽培から自社で手がけるワインや、リキュール、焼酎まで造られています。

今回のお酒は、精米歩合45%の純米大吟醸無濾過生原酒。本気スペックですね。お米は、夢山水。愛知のお米というイメージがありますが、山梨でも作られていたんですね。見るからに良さげなお酒です。
それでは、飲んでいきましょう。

上立ち香、おだやかほわんと米旨甘。やさしくて上品です。温まると、やわらかい熟成感がほんのり出てきて、それもまた美味しそう。

口当たり、やわらかするっと入ってきて、味わい全体がふわっと広がります。お米の甘旨とおだやか乳酸。ほんのり苦味も心地良い。上品で美味しいです。

冷酒だと甘味は控えめだけど、少し温まると甘味が出てきてさらに良いです。涼冷え(15℃)くらいがいちばん好き。上質でやさしくて奥深い。これは良いお酒!

 


アテは、「変わりなめろう」。ナスが入っているあたりが変わっていますね。そしてゴマが効いててめちゃくちゃ美味い。お酒を合わせると、魚の旨味で米旨甘が引き出されてほわわわ。うっま!!

ジブリで例えると「風立ちぬ」の主人公二郎の母。上品でやさしそうな美人さん。芯がかなりしっかりしてそうです。

好き度:★★★★☆

笹一

笹一

【DATA】
蔵元:笹一酒造株式会社(山梨県大月市)
造り:純米大吟醸 無濾過生原酒
原料米:山梨県産 夢山水
精米歩合:45%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2025年7月

 

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