【奥播磨 純米吟醸 深山霽月 生】
クラシック しっかり甘旨 熟成酒






お久しぶりの奥播磨さん。兵庫県姫路・下村酒造店さんのお酒です。
前回飲んだのは、3年前。その名も「強め」というお酒でした。ラベルのインパクトも強めだったし、味わいはつよつよだった。
今回のお酒は、それに比べると格調高い感じですね。
深山霽月とは、、、 検索してもこのお酒のことしかヒットしませんね。どうやら四字熟語ではないようです。霽月とは、雨上がりの晴れた空に輝く月のこと。そこから転じて、さっぱりとしていて心になんのわだかまりもないさまを表すそうです。「霽」が、晴れる・雨が上がる・心がさっぱりするという意味。ラベル左上に書かれた「山の奥深くの森、先ほどまでの雨に洗われて、澄み渡る空を 鮮やかな月の光が等しく降りそそぎます」という情景も素敵です。
ん?
ちょっと待って。
令和4醸造年度産の生酒!?
3年生熟!!
さっぱりしてるの??

まあともかく、飲んでいきましょう。
香り蜜甘やさしいコク。ああ、熟成ですね。でもイヤな感じは全くなくて、甘さもあって美味しそう。
口当たり、するっとくっきり甘酸味。って書き方がひとつ前の花邑さんと同じなんだけど、味わいの方向性が全く違います。こちらはフルーティーな感じは無くて、蜜の甘味と乳酸の酸。クラシック甘口な感じです。と思ったら次の瞬間、熟成感のある旨苦がどん! その甘旨がさらにずずん!! うまっ!!
含み香ぽわっとアルコール。後味苦甘じんじんと。
さっぱりはしていなかったけど、しっかり美味しい甘旨熟成酒でした。

アテは、引き続きのアクアパッツァ。魚介の出汁がほんと素晴らしい。ただ、このしっかり出汁と合わせても、お酒の味わいが全く変わりません。強い! でも、お酒とアテがケンカするわけじゃなくて、どっちもちゃんと美味しいですね。だから満足!
ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」の釜爺。油屋のボイラー室で働く、長い手が6本あるサングラスのお爺ちゃんです。しっかり熟成されてて、千尋を助けてくれる良い人。釜爺、なんか不思議なカッコ良さがあるんですよね。
好き度:★★★★
毎年年末になると調子が悪くなるプリンターに当たる釜爺
— ビットおにぎり🍙 (@bit_riceball) 2025年11月17日
「ネンガジョ!!」 pic.twitter.com/zwPsLzv8VG


【DATA】
蔵元:株式会社 下村酒造店(兵庫県姫路市)
造り:純米吟醸 生酒 熟成
原料米:麹米/兵庫県産 山田錦、掛米/兵庫県産 兵庫夢錦
精米歩合:55%
アルコール度数:17% ・・・ 高い
製造年月:2025年10月
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