こるね酒

日本酒ブログ。原則毎日昼12時更新+α。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

月山 > 先輩魔女さん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

月山(がっさん) 特別純米

フレッシュな 酸苦鮮やか フルーティー

月山

月山
月山

めっちゃお久しぶりの月山さん。島根県安来市・吉田酒造さんのお酒です。前回飲んだのは、5年前。おなじこちらのお店でした。

最近飲んだZAO旭興さんでは蔵元に渡辺さんが多いって話をしましたが、吉田さんも酒造りが好きみたいです。今回の月山の吉田酒造さんの他に、「白龍」の吉田酒造さん(福井)、竹生嶋の吉田酒造さん(滋賀)、「手取川」「吉田蔵u」の吉田酒造店さん(石川)を飲んでますし、飲めてないけど他に「緑一」の吉田酒造さん(大阪)や、「はねぎ搾り」「BANG」の吉田屋さん(長崎)、麦焼酎「つくし」の西吉田酒造さん(福岡)もあります。

そして月山も、山形に月山酒造さんの「銀嶺月山」がありますね。そもそも、月山という山がたくさんあって、Wikipediaに載ってるだけで、全国に12座。その中で最も標高が高いのが銀嶺月山の由来ともなっている山形の月山で、標高1,984m。日本百名山にも入ってます。近くの湯殿山羽黒山とともに出羽三山と称され、修験道の聖地にもなっています。

一方、今回のお酒の由来となった月山は、標高183m。山としてはかわいらしいですね。でもこちらには、日本100名城に入っている月山富田(とだ)城の城跡があります。月山富田城は日本五大山城にも数えられる戦国時代屈指の要害。石垣や郭の跡が残っていて、整備もされているので戦国好きにはめちゃくちゃ楽しそうです。山城って、攻め手の気持ちになって攻略を考えながら登るといかに堅固か実感できて面白いんですよね。

月山
こちらが、photoACからお借りした月山富田城 三の丸の写真。

その月山富田城の城下町・安来市広瀬町に蔵を構えるのが吉田酒造さん。寛保3年(1743年)創業の老舗です。特徴的なのが仕込み水。公式サイトによると『吉田酒造では、「日本一柔らかい水」と言えるであろう硬度0.3の超軟水を使用して酒造りをしています』だそうです。0.3って、0.3mg/L? WHO(世界保健機関)の基準では硬度60mg/L未満が軟水だから、0.3mg/Lだとしたらそりゃ超軟水です。

どんなお酒なんでしょう。それでは、いただきます。

香りはおだやかほの米旨と、奥にかすかにマスカット。フルーティーで美味しそう。

口当たり、すっきり固いマスカットの酸と、ほんのりやさしい微炭酸。その酸が華やかに広がって、固めの苦味がじんわりと。甘味旨味はおだやかです。そして、含み香が鮮やか! マスカットメロンから米旨に変化してぽわわっと鼻から抜けていきます。後味じんわり酸苦味。

美味しいです。特にひと口目のインパクトが素晴らしかった。酸フルーティーが好きな人には特におすすめ。

 


アテは、クリームチーズの味噌漬け。予想と違って甘味がなく、味噌の塩味がしっかりしてました。美味しいけど、今回のお酒との相性はそこそこくらいですね。

ジブリで例えると「魔女の宅急便」の先輩魔女さん。フレッシュで、ツンっとしたところがあって、かわいい。後輩の前でかっこつけてるけど、1年間たいへんだったんでしょうね。キキより1つ年上なだけなんだけど、ちょっと大人っぽさもあります。

好き度:★★★★

月山

月山

【DATA】
蔵元:吉田酒造株式会社(島根県安来市)
造り:特別純米
精米歩合:60%
アルコール度数:15% ・・・ 普通
製造年月:2025年9月

 

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