【浪乃音 新走り 】
飲みやすく バランスの良い 高アル酒





はじめましてのお酒、浪乃音さん。滋賀県大津市堅田・浪乃音酒造さんのお酒です。
堅田と言えば琵琶湖の南部にあり、平安時代から水運の要衝として栄え、信長の時代まで自治を守り抜いた町。琵琶湖だから、この浪乃音というのは琵琶湖の波ですね。おだやかそう。
浪乃音酒造さんも琵琶湖のすぐそばにあるお蔵さん。⽂化⼆年(1805年)創業の老舗です。
ここでクイズ。
問題:琵琶湖は、湖・海・川のどれでしょう?
え?簡単?
と思った方はちょっと甘い。
答えは「全部」です。
琵琶湖が湖なのは間違いないですよね。名前に湖って入ってるし。でも、河川法とうい法律における国土交通大臣の指定では、琵琶湖は一級河川に分類されているんです。だから、河川法上では琵琶湖は川に分類されています。また、漁業法という法律では農林水産大臣の指定として、琵琶湖は内水面(河川や湖沼)ではなく海面という扱いになっています。だから海と言えなくもない。ちなみに同じように海面扱いになっている湖としては、霞ヶ浦・サロマ湖・浜名湖などがあります。まあ、琵琶湖は昔から
閑話休題。お酒に戻りましょう。
今回のお酒は、今シーズンの新酒。新走りで「あらばしり」と読ませるんですね。これが「荒走り」なのかはわかりませんが。そして、ラベルの精米歩合の部分に小さなラベルが上から貼られていますね。このお酒で検索してみると、65%と書いてある酒屋さんが多いので、今期から70%に変えたっぽいです。たぶん去年のラベルが余ってたんでしょうね。酒米も価格高騰が激しいから、お蔵さんの努力が偲ばれます。
それでは飲んでいきましょう。
上立ち香、夕立ち前の雨の匂いとアルコール。両方ともあんまり誉め言葉っぽくはないけど、これがちゃんと魅力的なんです。雨の匂いはやわらかいし、アルコールは爽やか。ちなみに雨の匂いには「ペトリコール」という名前が付いています。乾燥した土や植物の油分が雨粒に触れて空中に放出されることで発生する香りです。
口当たり、とろんとまろやか甘ぽわん。おだやかなシロップの甘味、乳酸と青バナナの酸、固い旨味とアルコール由来の苦味もふくらみます。バランス良いですね。美味しい!
酸は、雪冷えだと控えめだけど、温度が上がってくるとくっきり。そしてアルコール感がやけに気持ち良い。
この感覚、どう考えても高アルコールなんですよね。って思ってラベルを見たら、案の定18度もあります。でもなぜかアル感がまろやかで、全くイヤな感じがしません。16度くらいの感覚。これは飲みやすくてヤバい。


アテは、引き続きのミンチカツも美味しいし、追加注文したどて焼きも合います。どちらも甘旨がふんわりふくらんで、さらに美味しいです。食中酒としても良いですね。
ジブリで例えると「君たちはどう生きるか」の牧勝一。主人公・眞人の父親です。しっかり力強くて男っぽくて、くっきり主張するタイプ。甘い色気もあります。軍需工場を経営している切れ者で、声はキムタク。
好き度:★★★★
「君たちはどう生きるか」 宮崎監督がこんなにガッツリと父親を描いたのは初めてなので映画館でびっくらこきましたわ。しかし作画のエヴァみがすごいですね。 pic.twitter.com/Ao9gSHbVDH
— コスモピアニスト (@cosmopianist) 2025年5月3日


【DATA】
蔵元:浪乃音酒造株式会社(滋賀県大津市)
造り:本醸造 無濾過生原酒
精米歩合:70%
アルコール度数:18% ・・・ 高い
製造年月日:2025年11月
関連記事:
←投票リンク踏んでいただけると、とても嬉しいです。